書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

朔日にムチを入れ、駄馬は走り出す

激動の一年もあと二ヶ月か。

ついカッコつけてしまうことも
酔払って玄関で寝てしまうことも
すべて等身大でいきます。


書を連れて町に出よう。
タイソウに床の間に飾られる様な書にゃなりたくない。

当たり前の日常の中にある書でありたい。

凛としてぶれることなく。

11月3日、麗澤大学学園祭の書き下ろし。
かつて路上の書いていたときの感じ。
屋外に簡易セッティングという生身で書きます。
当日は25℃くらいまで上がるらしい、
太陽のもとで待ってます。

月のはじまり、夜明けから筆を握らせていただきました。

ひとりからひとりへ。
ふたつと同じもののないことば。

ベランダに出て遠く峻厳にそびえる霊峰に手を合わせる。

見上げる空はつながっている。