誰が創ったかなど関係ない、 必要とされる場所で笑顔が生まれたり、 家族が繋がったり、力になれたり、 友情が深まったり、励みから推進力となったり。
作品を書く前に願うのはそれだ。
いい加減や、惰性、いい訳、怠慢、こちらの都合は許さない、 自分を律して、コンディションを整えて筆を取らせていただく。
それが唯一出来る矜恃。
人生のすべてではないが、 ほとんどを制作に捧げている、 いや、捧げたいと自ら思っている。
それでもなかなかうまくならない。
遅い歩みなら、その不格好さで重ねてゆくだけ。 しかし止まりはしない。
過去への贖罪もある、 未だに感動を受けさせていただいてもいる。
表現にはじまり、表現によって繋がる。 私はこの道を歩み出し、本当の「ありがとう」を知ることができた。
幸せなことです。