書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

書くということ。

誰が創ったかなど関係ない、 必要とされる場所で笑顔が生まれたり、 家族が繋がったり、力になれたり、 友情が深まったり、励みから推進力となったり。

作品を書く前に願うのはそれだ。

いい加減や、惰性、いい訳、怠慢、こちらの都合は許さない、 自分を律して、コンディションを整えて筆を取らせていただく。

それが唯一出来る矜恃。

人生のすべてではないが、 ほとんどを制作に捧げている、 いや、捧げたいと自ら思っている。

それでもなかなかうまくならない。

遅い歩みなら、その不格好さで重ねてゆくだけ。 しかし止まりはしない。

過去への贖罪もある、 未だに感動を受けさせていただいてもいる。

表現にはじまり、表現によって繋がる。 私はこの道を歩み出し、本当の「ありがとう」を知ることができた。

幸せなことです。