書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

春待ちの宵(酔い)

なんだか記録的な暖冬らしいね。
暦は二月になろうとしているのに。

二月って昔から不思議なポジションにある月だと思ってる。
一年で一番寒いのに出回る食材とか春の訪れを感じさせる
ものがあったり、日数が少ないためかこの月だけ一ヶ月は
ポトンッとした感じで終わる。

最近は日本酒党になりつつある私。
この時期、日本酒に合う食材が多いしね。

目黒「酒田屋」。日本の文化遺産と俺は位置付ける古きよき
居酒屋スタイル。あんこう刺し、白魚、アンキモ、しめ鯖、
鯛のかぶと焼き・・アンド日本酒。
居酒屋は日本人の誇りですな。
ウチラの隣にいた開高健のようなおじさんが食べていた鰤の
カマ煮がすごくおいしそうだったのでオーダーしたらヤマ
なっていた。そしたらその開高健がなんと分けてくれました。
しかも一番美味しいとこを。「ノミュニケーション」なんてしょうもな
ドン引きの表現さえ許されてしまう異界、それが居酒屋。

日本酒と冬の旬を堪能して向かうは沖縄料理。

目の前のシーサーに「この酔っ払い!」と睨まれながらも、
なんくるないさぁ~。