今朝は四時半に起床。
まだ今日という日は闇の中。
録画していた、今夏宮城県で行われた
「ARABAKI ROCK FEST.11」を観る。
東北の空に響いた、多くのミュージシャンの言葉。
中でもサンボマスターの「I love you & I need you ふくしま」、
そのライブシーンに朝から涙がボロボロと流れた。
ARABAKIの映像がなかったので猪苗代湖のライブ映像ですが
「こちら」から観てください。
音楽は素晴しい。
ロックンロールは清々しい。
琴線に触れる創造活動は普遍のメッセージ。
どんな困難にも投げ出す事をせず、
家族や友人と分け合って、寄り添って、
苦しいときにこそ手を握って
希望をけっして失わず、
感謝しながら支え合い歩いてゆくんだ。
おこがましいけど、創ることでつながる未来を信じて書く。
福島の避難区域から関東に来ている家族から
カレンダーの注文をいただいた。
ポストカード一枚、希望を願って筆をとった。
カーテンのすき間から朝の光が差し込んできた。
太陽と共に生きる生活に変えてから、
それまで週三回の泥酔タクシー帰宅がなくなった。
酔って朝日を眺めて帰ることも年に二度あるかどうか。
それは健康に感謝して筆を持つために選んだことだ。
代わりに素晴しい時間を手に入れた。
今朝、温かい紅茶を入れて、ベランダに座り、
朝が生まれる瞬間を見つめる。
宮城へと福島へと、見上げる空はつながっている。