書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

敵はただ己の中に存在する

自分を縛っていたのは自分自身だった。

解放されるはずの書というフィールドで
自ら走ることも、跳ぶことも自重して
ストレッチを入念に繰り替えしていた。

記録が欲しいわけではない、
ただ限界を決めてしまいたくない。
スタンディングオベーションをしてもらいたいわけじゃない、
ただもっともっと深い感動に触れたい。

風を切る、あの感じを取り戻して来た。

只今、いろんな書体やデザインや表現スタイルを勉強中。

書家としてまだまだ変化してゆく自分を楽しみたい。

イメージの向こうにある快感へと向かって。

その快感とは「共有」に他ならない。