昨日の夕方、月刊MOKUの玄さんの連載コラムを読んで
心躍る飲みに出かけた。
踊る鮑。
言葉もまた生もので飾り付けをせず新鮮なものが沁みる。
こんな上質なウニと
良質なイベリコ豚のステーキを同時に食べられる店はない。
東中野「けむっ亭」。
お笑い芸人「ひくてあまた」の京くんが鯖を炙る。
なんでもあっていいのだ、
否定することなく、
何でも受け入れてみればいいのだ。
そんな場所が好きなのだ。
そのMOKUの最後の文章が心を動かす。
「歳を取っても、自分の人生を沈殿させないで、かき回すこと。
そうやっていくなかで人生の深淵を覗くことができるんと違うかな」
コラムの著者を目の前にして熱く語る酒、
間違いなく、俺の血をたぎらせ、肉となっている。
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