書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

情熱があぶり出す詭弁の傍観者、雄弁な挑戦者。

昨夜、出先から携帯で我がカープ軍の試合をチェック、敗北を知る。
この一敗で今シーズンとブラウン政権の終焉を告げる。

141試合目にしてCSの夢は散り、
今年もまたBクラスに沈んだ。

ハートの弱い万年エース候補、ノーアウトで四球を出す抑え、
終盤の大事な時期に五連敗の戦犯になった主軸、
ここ一番でエラーを多発する内野手
外角一辺倒で配球バレバレのリード、
そして不可解極まりない采配をする監督
(これでもう来季の契約ないけど)…

愛と怒りは表裏一体だね。

でも闘いが去ってみれば、これが実力と悟る。

そしてまた優勝目指して来季も応援するだろう。
大スターがいなくても、資金力がなくたって
泥臭く、一丸となってひたむきにチームのために
闘うこの集団の姿勢が大好きだから。
選手の懸命さを知らないわけじゃない。


そしてここにも一生懸命な人たちがいる。
昨日は新宿救護センター、365日オープンに向けての
決断(結団)式に出席、ボランティアスタッフの人たちと話す。

派手ではないけど真摯でひたむきな想いを感じる。
行動力を持った素晴らしい人たちだ。

日々いろいろな人と会う、いろいろなタイプと話す。
もっともらしく話したってわかってしまう。
功名心が名刺ケースから漏れていたり、
虚栄心が対話の中で顔を覗かせたりするのを。

そんなんじゃない、この場にある真摯な思いと行動こそ
どんなスピーチや美辞麗句より雄弁であると。


そう、決断の戦場に甲冑を纏い集いてこそ、団結の盃が交わされる。


今日の一筆。