2014-03-01 心の筆 書・作品 曇天の朔日、夜明けに富士の方角に手を合わす。昨年、作品制作時に書いていて涙を流したことがあった。それは15年のキャリアでも初めてのこと。上手な作品が書けたとか技術的な満足で流れたわけではない、もっと感情的な部分が揺さぶられて耐えることができなかった。対峙するには大きなテーマでもあった。そうやって命を浄化する機会を与えてもらっているのかもしれない。そんな想いで弥生は「涙」をテーマにしました。