四年前東京の仲間が京都のご両親の店で仕事するために移住した。
とにかく努力と情熱は誰にも負けない男。
繁盛店にしてこの度一区切り。
ご両親への挨拶と闘う男の厨房に立つ最後の姿を焼き付けるために新幹線で飲みに来た。
開店から最後までずっと満席。奥の席だけでなく、外まで人が絶えない。
個人商店が巨大な力に飲み込まれてゆく時代に、どこにもない心がここにある。
マニュアルじゃない、ノルマじゃない、システムじゃない、組織系統じゃない、広告費じゃない、効率化じゃない。
何か?
この笑顔以上にもう書き連ねる必要はないでしょう。
お父さんとバックヤードでお話させていただいたけど、息子を誇りに思っていると話してくれた。これ以上の言葉もないでしょう。
お客さん、常連さんもいい人ばかり。
終わりは最高の始まりでした。
凡事徹底の毎日の積み重ねだね。