2007-11-13 夜の遊園地、ヴェルベットのローラーコースター 未分類 子供ころから煌びやかな世界が好きだった。大人になってもその艶かしさは変わらず好きだ。海や空みたいな形容しきれない穏やかな美しさの対極にある人工的でチープでけばけばしい色彩。和食に日本酒を堪能して、六本木へ。タクシーを降りて花屋へ。友人が大きな真っ赤のバラの花束を抱えてでてきた。この街とつきあって10年。その花はこの街のイメージのすべてに思える。夜が明けるまでの真っ赤な遊園地。