雨の日曜日。作陶に向かった。
土をいじるのは一年半ぶり。
メインは無類の秋刀魚好き故に、焼き秋刀魚用の皿。
これで秋のキングサイズの秋刀魚も大丈夫だ。
他にもボウルや醤油、薬味皿などイメージのつながるものができた。
「食器は料理の着物である」
との、魯山人の言葉を昔から意識してきた。
魯山人の肩書きは画家、陶芸家、書道家、漆芸家、料理家、美食家…
生きていたら是非、神楽坂あたりの小料理屋のカウンターで
蛤の酒蒸しを肴に冷酒でも酌み交わしたいものだ。
陶器の完成は5月。
書のように瞬間的なものの対極にあるこの創作、
五感をガンガンと刺激します。
明日からの連続企画「モヒ猿」石垣島編をお楽しみに。