書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

光に続く道を

先週末、母を見舞いに、約25年前、くも膜下出血
母が運ばれた病院に再び訪れた。

当時成人式を迎えた俺は、式の帰りに寄った病院の廊下で
「ちくしょう、ちくしょう」と呟き、
リノリウムの冷たい床にボロボロと涙をこぼした。

封印していたいろんな光景がフラッシュバックしてくる。

そして今、ベッドの上の母親はそんな状況の中でも
「家にいるお父さんは大丈夫か?ご飯美味しくないんじゃないだろうか」とか
「あなたは仕事はどうなの?」と心配している。

病院の廊下を歩く、父と母。

母は強し、
女は優し。