腰痛がハンパない状況ですが
帰京して、今朝も早くから筆を握っています。
昨日は父方の墓参りをしてから
群馬にある、従姉弟の家に立ち寄った。
絵の先生であり、茶道の先生であり、
自宅の窯で陶芸もする姉のような存在の尊敬する従姉弟。
前にも書いたことがあるけど、創作書家として
ニューヨークデビューを選んだきっかけも
ニューヨークに住んでいた経験のある彼女の助言もある。
今回初めて自宅にお邪魔した。
犬小屋のある風景最高。
庭があるってやっぱりいいな。
子供もまた闊達でまっすぐ。
アトリエにお邪魔した。
10畳くらいはあろうか、絵を描くだけの部屋、
100号の作品も余裕で管理。
アトリエで話しこむ。
彼女は風景など目に見えるすべての色が見た瞬間にわかるらしい。
緑の葉の一枚一枚も、輝く海の碧さも、木立から漏れる光も。
あれやこれやを混ぜてみて美味しいドレッシングができるではなく、
極上のドレッシングをひと嘗めしてすべての材料をグラム単位で
いい当てるようなものだ。
偶然はなく、感じた瞬間から遡って作品が生まれる。
黄昏染まるアトリエで夢中になって話した。
まだ10代の頃、群馬の満天の星空を見ながら
ふたりで話したあの夜と同じように。
いつまでもいい刺激を分け合いたい。
血は確実に流れている。
さぁ今日からまたガッツリいい作品創りに励もう。