昨日の夕方から風は秋を連れてきた。
そんな秋風に運ばれて、五ヶ月ぶりに「せお」に。
秋の入り口に再訪する喜び。
いやが上にも期待が高まります。
食は芸術。
きのこの香りの下には愛する金目鯛。
明石の〆鯖、なんとも美味。
佐島沖の太刀魚のふくよかな味わい。
うなぎも蛸も凄いのに、それにも負けぬ石川芋の存在感。
説明不要のヤツ。
白木のカウンターの向こう、骨きりの音が聞こえ…
鱧と松茸。過ぎ行く夏と来るべき秋の奏で。
〆はやっぱり
ここの蕎麦は超越した世界観がある。
語らいと佳酒、待望の元気をもらいました。
芸術の秋は食欲の秋でもある。
豊穣への祈りと感謝。
そしてウェイトには気を付けて、これからジムで絞ってきます。
天高く馬肥ゆり
見上げる空はつながっている。