2018-09-11 リバース 音楽・本 wowwow制作の警察内部と公安刑事の対立を描いた「血の轍」BSE問題から隠蔽社会に切り込んだ「震える牛」の二本の連続ドラマをアマゾンプライムで観た。で、原作の相場英雄氏作品が気になってこちら。題材は被災地支援詐欺。映画と本は、甘ったるいラブロマンスも泣かせる人情物語も生々しいセックス描写も要らない。どこまでもシリアスで痛くて、真理と矛盾・現実的だが衝撃的というの相反性を持つものが圧倒的好み。今作はどうだろうか。野外で読書が気持ちいい季節になってきた。