ヘイ・タクシー

昨夜、新宿で情熱の酒を交わし
荻窪でダーツに興じみんなと別れた午前4時。

ひとり環八でタクシーを止める。

乗り込むなり
「あれ⁉︎80年代のschottですね」
かれこれ20年以上着ている俺のライダースジャケットを
鏡越しに見て運転手さんニヤリ。

意気投合、延々とそのスジ（ファッション、音楽、楽器）の話で盛り上がる
（後々歳も一緒であることが判明）

「私も結構革ジャンは持ってましたがすっかり着られなくなりましてね」

「この歳になって張り出したお腹で
懐かしがってバンドを始めるおじさんとかカッコ悪いですよね」
と運転手のトラヴィス・ビックルは言う。

また徐々にバンドを始める、

その通り、やるならば今が一番でなくちゃ。

I'm goin' home…

降りるころには車内はDr.feelgoodが流れていた。


睡眠3時間で目覚めてしまった朝、
歌詞を覚える。
さて、畑に水やってジムに行ってこよ。