書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

タイソン イラスト

休憩のヘタウマ落書き。

もうリアルとか似せるとかからかけ離れ、好きなように( ´∀`)

タイソン、痺れたな。

シャイで無骨で、たまに見せる人懐こい笑み。

絶望を不遜で隠し、裏切りを破壊に変換する男。

そしてリングでは圧倒的なスピードとパワー。

彼は言う。

「自分の一番の弱点は敏感なところだ。自分は繊細すぎるところがある」

だから強かった。

だから哀しみが溢れていた。

つまりは若き日の自分にとって、凄く人間的で魅力的な人だった。

描きたくなる人は内面の陰りや孤独が滲み出てくる人。

弱いままで終わらないこと。

描きながら自分にも問う。

表現することはいつだって自己との問いかけに帰結する。