書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

まさかの東北路


ハプニングまみれの人生だから、まぁ慣れた。

しかしねぇ。

なんと、闇を切り裂く高速バスが第一目的地の仙台に
着く前にまさかの追突事故。

乗客に怪我はないものの、
警察を呼んで実況検分、
大幅なタイムロス。

やむなくバスを降り、仙台駅まで歩く。

国分町しか知らないので、検分に来た警察官に
仙台駅までの道のりを聞いていると、同じバスの乗客が
一緒に駅(最後は俺が乗るバス乗り場)まで案内してくれた。

駅までの30分、朝の市内を二人で歩く。

彼は岩手の一関の実家に帰るところだった。

今回の目的などを話しながら、
俺たちは駅前ターミナルで握手をして分かれた。

最後に彼は
「そういう想いで東北に来てくれてありがとうございます」
と言った。

東京で暮らす彼にも東北人の矜持がある。
美しい魂がある。

現在仙台で次なるバスを待つ。
本来なら石巻に着いてる時間。

さぁ、時間は取り戻せないが、トラブルも
出会いも丸がかえで石巻に向かいます。