書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

ひとつしかない心を、ひとつしかなものを。その時の中に

誕生日前夜、最高の「ひとつ」に包まれた。

15年近い付き合いの友人がシェフをやっている
六本木ミッドタウンのインド料理「NIRVANA」へ。
ニューヨークの伝説的レストランが六本木に復活した。

そこでなんといただいたのは「コウジ バースディコース」。
世界でひとつのオリジナル料理のコース。
食する立場としてはこんな贅沢はありません。
それもこんなに素敵なレストランで。

持つべきものは友、でございます。

せっかくだから杉山シェフが創る芸術を余すとこなくアップ。
まずはテラス席で静かな六本木を眺めながらシャンパンで乾杯。

秋野菜のピックル タブレ

幸水梨のピクルスとセルバチコのサラダ

アボカドとピンクグレープフルーツ、シーフードのマリネ

たらば蟹のスチーム 甲殻類とスパイスの香るギー

秋刀魚のタンドール 肝のマサラ

鰹のタンドール 栗とむかごのマサラ添え

赤肉メロンのグラニ

マドラス風オッソブーコ バジルナーン

鴨のコルマカレー 蕪とインカのめざめのサブジ


そしてテラス席のソファーに身を沈め(確実に重くなってるし)
夜空を見上げながら。
チャイエスプレッソアフォガード

小さなバースデイケーキ

インド語で誕生日おめでとうと書かれているそうです。

魂を感じずにいられない、世界でひとつしかない料理たち。
高野こうじをイメージして生まれた料理たち。
ありがたい。感動した。

ひとりの表現者としても刺激を受けた。
自分との格闘と努力を積み重ねてきて、このような素晴らしい店で
シェフを勤め、静かに熱く世界を見据えている。

5年後にはニューヨークで名を刻むぜ、Sugi

そしてフラフラとホームタウン中目黒へ。

炉端焼き「てっぺん」に。
かなり食べたけど、ちょっと腹もこなれてきてイケルだろうと
思って向かってみたけど消化速度が遅く、3杯ほど飲んでギブアップ。
こんなところに年齢を重ねたなと思う年頃でございます。

それでも盛大に祝っていただきました。
えぶちゃん、いつもありがとう。



人、もの、言葉、想い。
「ひとつ」を心から大切にしてまた一年が始まります。