書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

いつしかの濃密なステーキ

昨夜は近所のステーキハウス フォルクスという
レストランに行ってみた。

このタイプのレストランはガッツリ飲んでツマめないので
ほとんど行かないけどステーキハウス フォルクスの思い出は深い。

20代半ば、バンドを解散の末期、所沢のスタジオで
練習に明け暮れていた。
練習後、決まってフォルクス所沢店でミーティング。
キツいこともいろいろあった時期だけど
今にして思えば、ここに伸びる道の原点だった。

もひとつ、書家としてあるテレビ番組の取材で半年間撮影が続いた。
主に新橋の駅前の路上で書くというものを撮っていたときの
撮影の打ち合わせ場所がフォルクス新橋店だった。
侃々諤々、意図の着地点を見つけられず結局オンエアは30秒となった。

食べたくても、金がなかった20代。
食べることもせず、口角泡を飛ばした30代、
食べる金があっても、サラダバーに行ってしまう今。

人に歴史あり。
フォルクスは俺の二コ下(らしい)。