書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

Bianchiと踊る夜

以前、書画の連載をしていたサッカー誌の編集担当Iさんと
近況報告も兼ね久々に一献。
せっかくこちらまで足を運んでもらうのだから
驚かせなくっちゃ。で、この夜選んだのは中目黒にある
一軒の風変わりな居酒屋。地元民しかわからない店、
名前は伏せておくけどサプライズにはいいかもとお連れした。
ちょっとあやしくて知らなきゃこの店の扉開けられません。

この店にはメニューがない。そして基本的には刺身だけで
ネタケースにあるものをオーダー。ご飯は食べたきゃ
近所のコンビニで買っておいでっていうアバウトさ(笑)。

そして一皿がハンパじゃない量。そして安すぎる。
左のしめ鯖300円!メジ鮪、ブリもこの量で500円くらい。
座ると塩辛、あら汁。飲んでると煮付け。最後はしじみ汁が
頼んでないのにサービスででてくる。「ここは実家かっ!」。
おじちゃん、おばちゃん夫婦でのんびりやっている感じ。
原価率度外視、昭和な空気が漂っているオヤジの溜まり場。
すっかりこういう場所に溶け込んでしまうようになったねぇ。

そしてなんか落ち着くんだよね。
熱燗やって、日本人である幸せを感じるひととき。