残暑厳しいどころか、
この時期で今年トップクラスの暑さ。
身体疲弊している中、最高の癒し。
歌舞伎町老舗割烹「あぐら屋」さんへ。
移転してから初めて。
この引き戸の先に待つ素晴らしき世界。
ゆったり広々、プライバシーを守る落ち着いた店内、
ビルの中にありながら中庭まである。
八寸から捕まれました。
暑気も邪気も取る美しい活鮑がこの日の主役。
うねっています。
その前の造りの本鮪、踊り車海老とシャブリにトビました。
大切な人たちの言葉がある、
属する話はナシ。
人間という肩書きの会話。
鮑の水貝、鮑のガラスに盛られて涼しげ。
焼きも言葉にならない。
焼物、冷菜、箸休めと続きますが、
会話のエネルギーに集中。
この日も3時半起きだったけど
どんどん力が満ちてくる。
〆張鶴、裏霞、田酒…。
強肴の山形牛の強者ぶり。
食事、デザート、宝寿茶まで完食。
上質な会話と一流の料理人が紡ぐ物語。
記憶も飛ばさない飲みの素晴らしさよ。
いろいろと取り戻したひと時。
二日酔いもナシ、
さぁ、制作に注ぎます。