書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

雲水不住

経験に自分を縛り付けるな。


仕事でよく花の絵を描く。
一枚の写真で描くことはできる、
それを繰り返せば見る必要もなく描ける。

時短ではあるわな。

だけど角度や色味や切り取り方でその花はもっと表情を持つ。

何度も言ってしまいますが
「便利さ」と「豊かさ」はまったく違うところから派生しているの。

全部生花で触って匂って、大きさを感じて描きたい。

なんでもそうだよな、
一回で決めつけないでいろんな方向から見てみる。
一度の経験なんて語るうちには入らない。
「雲水不住」

一カ所にとどまることなく
雲や水になって。