故郷の朝。
5時に起きる。
気持ちいい秋の空、
どこまでも広がる蒼。
感情の揺らぎの中で、
ひとつひとつ整理する。
たくさんの荷物は持てない。
重くて俯いちゃうし、
疲れて歩けなくなる。
昨夜はシラフのまま
母のベッドの隣に布団を敷いて寝た。
切なくとも幸せだった。
昨日の夕焼けもきれいだったな、
描くことのできない刹那の色彩。
空を撮った激励メールをいただいたり、
FBを見たらたくさんの友人が
美しい夕景をアップしていた。
そう、空を見上げて歩こう、
ずっとそうしてきたように。
「一書渾身」創作書家 高野こうじ