書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

荷物などそれほど多くは必要ない

今朝方、書いたものを連れて自然とコラボ。

遠く、黒いわずかな点に見えても
そこには鳥たちが自由に大空を飛んでいる。

鳥にはなれないけど鳥のようにはなれる。

前も後もない、あるのは今という時間。

プロ野球のピッチャーで帽子に書いてる選手がいたはず。
ピンチの局面で、これまで溜めたランナーのことを引きずらず、
また点と取られたらということも考えず、目の前の打者に
無心になって向かってゆく。

竹林に分け入って。

「漁夫の 生涯 竹一竿(ぎょふの しょうがい たけいっかん)」
漁夫は釣り竿一本あれば生きてゆける。
余計なものはいらない。
これさえあればというものだけでいい。

そして今日、ボクシングを習っていたジムで知り合った
尊敬すべきひとりのプロボクサーの試合がある。

ベストを尽くせではなく、勝ち取れという願いで書いた。
プロは勝つことで状況が一変する。
同時間に予定が入っているので会場には行けない分、
闘う思いで俺も筆をとった。

寒いだなんだと言ってる場合じゃない。

燃え盛る情熱で弱き己と闘うのだ。