書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

眼光鋭く、不動にして善行へ導く

先日の新宿救護センターのイベントにて
初披露の「不動明王」。
やはり渾身の力で描いたものは
生で観ていただきたいので背後にチラリと。

俺のような俗人が神仏、まして「不動明王」を
描くなど、おこがましくもあるのですが
そういう人間だからこそまた描きたくなるもので。

右手に持っている利剣は迷いや邪悪な心を断ち切り、
左手の綱(羂索<けんさく>)は悪い心をしばり
善心をおこさせることを現します。
背中の炎は迦楼羅焔(カルラえん)といい、
毒になるものを焼きつくすことを現します。

…というか、そういうそうなのです。
浅学なので調べさせてもらいました。

形相は鬼気迫るものがあるのですが
慈悲にみちたものです。


心込めて描きました。
イベントなどでは展示しようと思っています。



今朝はジムで一汗流して、露天風呂で太陽を
いっぱい浴びてきました。
最近またシャドーボクシングを欠かさずするようになった。
30分のランニングマシンより、3Rのシャドーのほうが
一気に汗がでてくる。かがみの前に向かっているだけなのに
闘争心も沸き立ってきます。

エネルギーを溜め込み、これからまた筆を握ります。