6時にデスクに向かう。
冬の夜明けは遅い。
朝日に描きたい想いが、闇に消えてしまう。
しかたあるまい、冬なんだから。
昨日に続き、言葉の温度の話。
先日某プロ野球球団の球場内の
バーのスタッフの皆さんに作品を書いた。
そのチームのユニフォームをベースに描いて
名前とそれぞれに名前の漢字を言葉の中に散りばめて。
パーティーの当日、メールが来た。
たくさんの笑顔が届いた。
「生きている」
そう感じさせてくれる。
前にも書いたけど、何度でも言おう。
俺の人生や表現でこだわっているのは墨でも筆でも紙でもない。
ただひとつ、「心」だ。