書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

男の夢

ある時、男は誰かの人生じゃなくて自分の人生を
歩き出した。来る日も来る日も路上に座り、自分を
磨きながら、チャンスをじっと待っていた。
「なに、馬鹿なことしてるの?」
「いくつだと思ってるんだよ」
「お前にできるわけないよ」
「悪さばっかりしてきた奴のただの偽善行為だ」
路上というのは風通しがいいらしくいろんな話が
耳に入ってくる。何度も警察に連れていかれ、
ヤクザに囲まれてた。

あれから七年、
いろんなことがあったけどまだ、筆を持って言葉を
紡がせてもらっているよ。もう路上に座ることは
なくなったけどあのときと同じようにワクワクしながら
やってるよ。

まだまだやりたいことがあるんだ。
誰のためでもなく自分で決めたこと。
来年もその情熱が誰かの役に立てたら嬉しいな。
笑顔に、力に、励みになれたらいいな。

もうすぐ新しい年がやってくる。

このブログを日課のように見てくれている人、
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子供を抱きながら見てくれている人、
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ギターをつま弾きながら見てる人、
カップルで頬寄せあって見てる人、
酒飲みながら見てる人、
でっかい夢を描きながら見てる人・・・

みなさんのおかげで筆を握っていられました。
本当にありがとう。

よい新年を。
乾杯〜!