成人式、豪雪に見舞われた関東地方。
あの日から片時もリストとカードと筆とペンを離さず
ひとりひとりへ言葉を紡いでいる。
茨城県守谷市の成人式の贈り物、
530人の新成人に一点一点、作品を創っている。
(いろんなアレで写真はぼかしています)
親御さん、親族がつけてくれた名前を
言葉のなかに織り込んで
わかりやすい言葉でシンプルに。
難しい言葉や湾曲な表現など社会の中で勝手に身に付く。
そしてそんなものが大切な人や、本当の気持ちを伝える上で
もっとも必要としない類いのものであると気づく。
真摯な気持ちは、
手を握って、
目をみつめて、
「ありがとう」で
十分伝わる。
そんな作品となって、
未来を往く人につながってゆけたらと思う。
もうしばらく
バックから「書くためのセット」は
手放せそうにない。
俺も彼らと一緒に未来に歩いているみたいで嬉しい。
ひとりからひとりへ。
世界にただひとつ。
つながるためなら
手間も時間も惜しまないよ。