書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

憤りを力にして馬鹿者は今日を走る

中途半端な安らぎや安定や妥協よりも
ヒリヒリするような痛みや怒りや苦しみが
俺の力となって、創作意欲を駆り立てる。
知っている、適当な大きさがみつからないことを。
知っている、無理に収めようとする窮屈さを。
もっともっと苦しみたい。
もっともっと傷ついて、もがいて、叫んで。

甘ったるい優しさや、上っ面の理解や、失うことの
怖さからくる我慢なんていうものに中指を立てろ。
小さくこぎれいにまとまるな。
その魂の鼓動は自分のために流れている。

大きさの決まった波の立たない湖で小舟を漕ぐより
命をかけた大海原の大航海。
最近は荒波が楽しくなってきたよ。


誰かを妬むこと それは自分の醜さをさらすこと。
誰かと比べること それは自分の無力さをさらすこと。
誰かにこびること それは自分の貧しさをさらすこと。
誰かにかみつくこと それは自分の弱さをさらすこと。
誰かに頼ること それは自分の幼さをさらすこと。
誰かに求めること それは自分の怠惰をさらすこと。
誰かを無視すること それは自分のおびえをさらすこと。

受け入れるだけ。
受け入れて苦しめ。
受け入れて泣け。




   「モヒ猿」もあります。