昨日、ジムでマスボクシングをした。
軽めのスパーリングのようなもの。
何発もパンチをもらった。顔面を守る部分の無い
ヘッドギアをつけていたたため鼻にヒットしたパンチに
思わずゲームを止めたほど。今日も顔面が痛い。
相手は20代前半で俺より10センチほど背も高く、
リーチも長い。隣でサンドバッグを叩くときもすごい音を
だしている。だけど相手の中に入ることもできず
パンチらしいパンチも当たらず2Rが終わった。
会長からも「レベルが開きすぎた、高野はもう少し下のレベル
か年齢の高い人とやらせないと」と言われた。
めちゃくちゃ悔しい。確かにあの結果じゃそう言われて当然
だけど、それよりも俺自身が相手のパンチの恐怖を感じて
残りの30秒くらいを闘ったこと。自分に負けていたんだ。
それが悔しくて、悔しくて。まだまだ鍛錬は続く。
何事もガードを下げず、攻めのハートでいこうぜ。
「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす」
剣豪 宮本武蔵の名言が胸に響く。
こんな夜は料理でもして気分転換。
四匹の鯵を締め上げた。刺身となめろう。
チーズと香草を混ぜた鶏肉のパン粉揚げ、ゴマソース。
最近すっかりハマッている日本酒。
「梅乃宿 純米大吟醸 備前雄町」
痛みと悔しさを内包し、静かに夜が過ぎてゆく・・・。