書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

友よ、今日もあの頃のように燃えているか

昨夜は食事がてら思い出横丁に出没。

通称のしょんべん横丁のほうがしっくりくる。

細く入り組んだ猥雑な横丁、いろんな匂い、臭い。
なんだか思い出す。

カウンターに座る。
目の前に焼酎の一升瓶が並ぶ。

既視感。

かつて東京の中野でこんな店をやっていた。

過去に未練はないので何年前だったか忘れた。
創作書家は、すでにやっていた。
くいぶちのためにやっていたわけじゃない。
(実際労働対価で考えればマイナスだっただろう)

親友とふたりでときどきアルバイトの女の子を使って
毎日が祭りのように楽しかった。
そんなパーティーはわずか9ヶ月で終わった。
儲からなかったからね。
それでも俺たちらしい、濃くて熱い人たちと出会った。
思い切り個性を発揮した店になった。

そして俺は創作書家一本の道に戻り
友人は新しい道で家族をもうけた。


環境は変化した。
でも変わらないものが今につながっている。

心の中の思い出横丁。
思い出すのは今とつながっていることばかり。



   ご無沙汰してすみません。
   「モヒ猿」が帰ってきました。