書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

原爆の日

被爆から60年、明日広島原爆の日をむかえる。
今日の朝日新聞に一編の詩が載っていた。峠三吉という、自身も28歳のときに
被爆した人が書いた「原爆詩集の序」というもの。魂の声が聞こえてくる。

ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ
わたしをかえせ わたしにつながる
にんげんをかえせ
にんげんのにんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ
                <原爆詩集の序/峠三吉

永遠の平和をわれらに。