2016-01-08 創るとき 書・作品 筆に墨をふんだんに含ませて静かに和紙に落とす。しばしそのまま。じわじわと今度は和紙が墨を吸い込んでゆく。黒く塗っているのでなく、黒が広がって円ができる。時間をかけて、抗いもせず、創りあげてゆく。「創る(つくる)」という読みは音訓表には表記されていないが天地創世のように「創る」には、これまでにないものを生み出すような意味合いを感じる。「味噌汁を作る」や「マンションを造る」とはまた異なる「創る」もある。勝手なイメージだろうけどね。