書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

伝えようとしない言葉

昨日は激しい胃痛で、打ち合わせを急遽キャンセル。
薬を飲み、もんどりうちながら我がカープ戦をテレビ観戦。

事件は8回の表、同点の2死一、二塁でカープの攻撃に起きた。
この押せ押せの場面で代打の神様前田智徳がコール。
その6球目、ヤクルトのルーキー投手江村がデッドボール、
前田激高、両軍もみ合い古沢コーチ退場。

野球の詳細には触れないけど、このデッドボールで前田選手は骨折。
前田と言えば落合もイチロー松井秀喜も「天才」と賞し一目置く、
2,000本安打超えの、カープだけではなく日本球界の至宝。
年齢から考えてもその現役生活をも脅かすデッドボールを与えた
ルーキーピッチャーが今日発表したコメント。
「マジっスか。どうしたらいいっスか」
…なんという言葉遣い。
プロであることの意味や責任を背負っているとはとうてい思えない。
球団広報ももう少し配慮しないと、始まったばかりのキャリアの
この選手や、球団のイメージを悪くするのに。

あと、たまにタレントが出てくるグルメ番組を観てみるとね、
耳障りなのがコレ。
「めっちゃ、おいし〜い、めっちゃ、うまい」
若いのから、若づくってるものから男も女もこれを連発。
関西出身でもなく、むしろ地元の観光ナントカをやったり
地元関連で仕事にありついているタレントがのたまっている。

相手に対する敬意とか憂慮とか、
視聴者に伝えようとか、どう思ってるんだろ。

なんか自分の中で終わっちゃってる。
相手に興味を持たないから人間関係がどんどん希薄になってゆく。

さらに胃がムカムカしてきた夜。

我が農園の命は地上に躍動感を伝えてきている、
少しでも伝わるような書や言葉を表現できるように一歩。