書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

ロックが泣く

昨夜は今年四月に55歳の若さで亡くなられた日本ロック界の名ベーシスト

橋本潤さんの追悼ライブ「橋本潤 生誕55周年祭」で渋谷TSUTAYA O-WESTへ。
石橋凌ザ・ロッカーズシーナ&ロケッツ、梶浦雅弘…
少年の心をぶち抜いたレコードの中の偉人たち。

中学生の頃はその鋭利さやインパクトやファッションや
久留米や小倉や博多弁にシビれたものだけど
またこうして時を経て観てるとやり続ける煌きと上手さに惹かれる。

哀悼の気持ちと爆音と叫び声と缶ビールと紫煙で埋め尽くされた会場。

ライブを観ている途中、個人的なトラブルがあり、それを処理して
会場内のバーでひとり一息ついていると隣にいた美しきロシア人女性に声をかけられる。

拙い英語ながらも紳士的?に応対すると日本語ができない彼女、
それが嬉しかったのか饒舌に喋りだした。

日本の不思議から政治のこと、日露の恋愛観まで異文化交流。

また会いたいからと名刺をねだられたがさすがにお断りさせていただく。
007/ロシアより愛をこめてのタチアナだったか。

三宅伸治&THE TRUMP、見逃した。

その後のザ・ロッカーズ陣内孝則
染め上げる空気感は素晴らしかった。

ラストの横道坊主
たくさんのミュージシャン仲間が
ステージに登場して大団円。

こちらも会場内外で多くの仲間たちと集結。

18時から23時までの長丁場、
みんな足腰は大丈夫だろかw

ロックの原風景から
自分の現在地を確認し
また書くことに心血を注ぐ。