モノ創りっていろんなものの積み上げ、
感性、練習、勉強、実践、経験など。
公私の隔たりも、ONとOFFもなく、
寝ている間はともかく、
それこそ24時間アンテナを張り巡らせている。
散歩中の一戸建ての設計、街のサインボード、
店先のディスプレイ、洋服屋のマネキンの色使い、音楽、
電車の中刷り、飲食店のメニューブックのデザイン、
照明、おもてなし、飲みながらの友との会話、
ユニクロのパンツのカラーリングまで。
いいものや素晴らしいと思った発想なんかは
その場でメモをしたり、写メに撮っておくこともある。
書に関しても練習では模倣もしてみる。
そうやって自分のスタイルや進化や表現力を養うこともある。
「ギャラが安いから適当にちゃちゃっと書いて」
などと言われると
自分に対する気遣いなのか、ナメてんのか
わからないからお断りする。
原価が明白に見えるものではないからこそ
その見えないところを非常に大切にしているわけで。
しかし、パクる姿勢ももちろんどうかと思うんだけど
雨後のたけのこの如く、アレもコレもと示唆されると
「それは許してやってくれよ」と感じるものもあるわけで。
この社会全体の総攻撃のヒステリックさにも恐怖を覚えます。
それよりもこの日本の商業的なところに関しての
一流と思しきクリエイターの
ズブズブの業界の構造にものすごい怒りを感じるよなぁ。