「一文字感字」の源流がある。
子供の頃はよくいる悪ガキよろしく、
勉強嫌いで遊んでばかりいた。
そしてそんなヤツの唯一できる教科は
「体育」や「音楽」だったりする。
俺は「体育」や「音楽」もまるでダメだった。
でも国語だけは抜けていた。
本を読むのが好きだったし、
文章を書くのも好きだった。
そして14歳で俺はロックンロールに覚醒する。
そのとき初めて出会った一文字感字がこれだった。
このアルバムにも収録されている
ARBというバンドの「魂こがして」。
英語のタイトルが多かった当時のバンドでこの日本語直球で
しかも14のガキを奮い立たすに十分な言葉。
髪を立ててシャウトしてたのも、
ボクシングを習ったのも、
創作書家である今も、
「魂」を焦がしたいのだ。
画数の多い漢字は比較的、絵になりやすいので
初心者の方にもおすすめです。
これは余談。
カメラケースにも刻んでいる。
自分に負けるな。
健康診断の結果が出た。
ナンダトッ！？
冗談じゃねぇ。
身体も負けるな。
今日の朝日のように、虚心坦懐。
見上げる空はつながっている。
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