書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

サインボードの夜

意味深なタイトルだがまったくもって直球な話。
昨日、本屋でいろいろ物色していると
「焼酎居酒屋&バーエクセレント50 / 太田和彦/監修
日本経済新聞社/編」という本を発見。監修の太田さんは
「日本全国居酒屋紀行(だったかな?)」というケーブルテレビの
番組のナビゲーターをやっていてなかなか味のあるカッコイイ
おじさんでおまけに日本酒に造詣が深いと思ってた太田さんが
僕のテリトリーである焼酎の店の監修をしたというのでパラパラと
読んでみた。するとそこには僕がロゴを手がけた六本木のやきとり店
「燃」とおなじくいろいろ書かせてもらっている新宿の「まねき屋」が
載っていた。「まねき屋」は創作書家高野こうじの宣伝までして
くれていた。こうしていろんな街にロゴや看板があったりするけど
そういうお店を雑誌で見かけたり、繁盛しているなんて話を聞くと
嬉しくなる。微力ながら役に立っていると勝手に解釈しながら。

ということで、夜は中目黒のもんじゃ・お好み焼きの「八じゅう」に
訪れることにした。この店はかつて山崎邦生とチーム0というコンビ
ダウンタウンなんかのテレビに出ていてその後路上詩人・映画監督
になった軌保さん(現在はてんつくマンという名で活動中)が
看板を書いている店なのだ。表参道の路上で書いていたころ、時を
同じくしてやっていて挨拶をする程度だったけど、とても暖かな
人だった。そんな軌保効果もあってか相変わらずの大盛況、ラスト
ひとテーブルをギリギリキープ。こういう肩肘はらずに飲めるところは
会話も楽しくなる。例外なくこの日もしっかり飲んできたぜ。

そして今日は京都にある釣り具のショップ・ブランドのロゴを書いて
いる。お店の繁栄、商品の人気を思い描きながら。