書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

土に触れて

普段と変わらぬゴールデンウイークです。助けられながら、今、出来ることとすべきことに向き合うだけ。畑からは力強い生命力。リーフや春菊、パクチーが盛っている。今夜あたり、フレッシュな葉をアジトに持ち込んでヤムウンセンなどいいかもな。良き休日を。

朝日のあたる風呂

週末は母がひとりで暮らす実家へ。ミンザイも長い時間と効かず、昨夜も深夜二時にリビングでぼけっとしている母を見るとそばにいられずにおれるか。俺は筆一本あればどこにでもいれる。迷惑や心配をかけてばかりだけど、そんな根無し草のフットワークを活か…

玄氣酒

一ヶ月振りにアジトと実家の近所の居酒屋以外の場所に出かけた。最高のステージ。下田直送の極上の魚。 高級焼肉店にも負けぬ肉。外飲みするときはこの人と決めていた。玄さんと。そして尽きぬ話で時間はあっと言う間。五臓六腑とハートに沁みる。そう、一日…

風に揺れる

今朝、ブリ大根を作り父のいる病院へと。この前のかぼちゃ煮はお気に召してくれなかったが今回のブリ大根は完食した。それはわずかふた口ぐらいのものだが、食べてくれるだけで嬉しくなる。料理の原点を見る。風に揺れる日々。iPhoneから送信

触心

たくさんの会話よりも大事なことがある。どんな説法よりも響くものがある。細かい理屈よりも感じることがある。それは「触れる」こと。この手の感触から心に刻まれる。大切な人に寄り添って、触れて。生命力に必要な心の温度を測る。家族でも、友人でも、恋…

「てっしん」の昼下がり

大将のオススメの日本酒で酔い、いつものおまかせで牛タン三昧したい。いや、ランチも素晴らしい。タンシチュー、茹でタン、力をもらった。iPhoneから送信

気分天感

出張ホームパーティの助っ人。レインボーブリッジを借景に一服。たまには昼ビール、昼モエ。シャンパンが沁みる。天(空)を感じ、感情をなだらかにする。気分と発想の天感。iPhoneから送信

躍心

黙々と土と戯れる昨日の午後。俺は窓の内側から冷たい雨をやり過ごしたり、暑いの寒いの言い、草臥れたコートを着たり脱いだり、光沢ばかりがうるさい皮のブーツを履いたり。葉や花はどんどん成長している。もう。荷物も装備も多くは要らないよ。飛ばなきゃ…

背かない道

久しぶりに街に出た。 歌舞伎町、玄さんのもとへ。 本音でざっくばらんに。 気を使わせないという最高の気配りを持つ人。 現実を直視した話。 きれいごとではなく、 きれいじゃないことにこそに対峙する。 夜のテーブルはきれいなものに。 これまた久しぶり…

はらはらと舞う空に

桜の向こう、母校の小学校が見える。フェンス越しにあの頃の少年がいる。約束は守れよ。感謝は忘れるなよ。逃げ出すなよ。仕事には真摯に向かえよ。それとな、あんまり考えすぎんなよ。

朝の芽

夜明け過ぎ、畑までジョギング。昨日のことも今日のことも整理できなくても駆け抜けてゆくだけ。あるものを受け入れ、粛々と。言い訳や理屈をこねるのは愛されたいと思っているから、愛することの前にはそんなもんは存在しないんだ。などと理屈をこねながら…

一念

ご依頼いただいた作品。ここ数週間、この感謝の意味が強烈な輪郭を描く。ひとりでは生きられぬ。だから決断を迷わぬよう。心からありがとうが湧き上がる。iPhoneから送信

mission

強制でも義務でもなく「使命」。だから考えたら、考えたら動かないと。恐怖から目を背けずに、傷つくことから逃げだすことなく。「俺」という単位ではなく、「あなた」という単位になれば心の内を感じられる。限られた時間の中、「あなた」に命を使うそうい…

ふるさとのサクラ

咲くものだけが美しいワケじゃない。土だって、太陽だって、風だって、雨だって、寒さだって必要なんだ。すべての中で生かされてる。泣き言を言ってる場合じゃない。皆さんの暖かい想い、ありがとうございます。iPhoneから送信

克己心

こっきしん。 文字通り己れに克つ心。 自制心を持ち、自らを律し 自分を越えてゆく。 思えば、ずっとこれを前にしてブルっていた。 敵前逃亡ならぬ自前逃亡。 これを越えた先に成長があるんだ。 いまふたたび。 克己。 カツミさんが書いた文章じゃないよ。 …

国立の四月の雨

深夜に見上げる静寂の桜。 昨日の夜明け前、オヤジの付き添いをした帰り道。 栄養ドリンクと漢方薬とビタミン剤、 眠い目をこすり国道20号をひとりでひた走る。 カーステレオのCDはSIONの「早く帰ろう」。 http://www.youtube.com/watch?v=AExwb-XP8tc 22年…

春の静寂の中

昨夜から病室にて朝までの付き添いが始まりました。看護師さんも付ききりになれず、寝ているのも苦しいようで自力で動けないから誰かがいつも側についていないといけない。ベッドの父とふたりで病室から白んでゆく空を見た。由無し事を考えずに目先のことに…