書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

青二才

偶然という必然で昨夜はたくさんの友との一献。
野球仲間との黒田博樹の話になり、今朝は彼の記事を拾い読み。
ヤンキースドジャースパドレスから最高21億円のオファーを断り
今季8年振りに古巣我がカープ軍に帰ってきた漢。


「僕はカープに育ててもらった人間だから恩を返さなければならない。
ボロボロになって現役最後の1年だけプレーするようなことはしたくない。
できれば“まだまだやれる”と言われている間に2~3年、プレーしたい」

サイヤング賞投手のCC・サバシアは、こう力説。
「最高のプロフェッショナルさ。素晴らしい能力を持った投手であることは間違いないが、
それよりも誉められるべきは彼の人間性だよ。たくさんの実績を重ねているのに
気取ったところがまったくない。謙虚で、そしていつも冷静沈着でジェントルマン」

ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGM
「ビジネスライクなプレーヤーが多い中で彼はリアル・マン(正真正銘の男)であり、
そしてサムライだった、こちらが複数年契約を提示してもヒロは
『1年1年で勝負したいから、甘えたくない』と断り、あえて単年契約を希望し続けた。
より有利な条件で契約したいはずの代理人も、
きっと彼の頑固な性格には困り果てていただろうな(笑)」

これまたサイヤング賞投手で7年254億でドジャースと契約したクレイトン・カーショウ
「ボクがヒロに『多くのことを教えてくれ』と頼んだ。
“センセイ”がいなかったら、今のボクはない。
今、彼とはチームメートでなくなってしまったけれど
今でも心がつながっていると思っている。
ボクにとっては生涯忘れることはない最高のヒーローなんだよ」

本物はいつも美しい、
ファンにとってこんなに誇らしいことはない。

黒田センセイ、俺もまた勉強させていただきます。