書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

叩け、叩け、叩け。弱き己の芯めがけ

叩いて折れるのではない、叩いて強靭になるのだ。

朝、鹿児島県奄美大島の店に飾る作品に着手。

ファキンな寒さのせいか島の夜のイメージが
浮かんでこないまま、数日先延ばしにしていた。

いや待て、ファキンなのはこの俺だ。
言い訳の前に平伏しやがった弱き自分自身だ。

イメージとはここにいながら地核から宇宙まで飛べる
人間の素晴らしい能力だ。


東京は冬を感じさせる雨と寒さ。

だからどーした。
小学生の頃は2月でも半袖半ズボン
(無謀で素晴らしい時代)だったんだから。


作品の色づけの前に墨を乾かす。

その隙にジムへ。
軽いジョグのあと、鏡の前でシャドウボクシング。
鏡の前でやるのはフォームのチェックもあるんだけど
映った自分を仮想敵にする意味がある。

鏡の中の敵という自分のあごを狙ってワンツー、
脇腹に小さく強いフック。

久しぶりにシャドウで汗を滴らせた。

あぁ快感、Mな俺?


午後は色づけと、ご注文いただいている
モヒ猿カード「会・葉書」の制作です。
たくさんのご注文、感謝です。

気合いだ、気合いだ、そしたらビールだ。



     久しぶりの「モヒ猿」。一緒に歩きませんか。