書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

中華そば 甲斐

子供の頃、甲斐バンドが好きでした。

「ビューティフルエネルギー」という曲があってそのメロディが綺麗で好きでした。

「テレフォンノイローゼ」のリフもかっこ良かった。

「漂泊者(アウトロー)」という曲は初めてのロックの洗礼だったと今は思います。

同世代の人は小学生の頃に甲斐バンドやツイストやジュリーをTBSの「ザ・ベストテン」という番組で観て、その後ロックに傾倒していった人も多かったはず。

余計なギミックを入れず、ロック本来の美しさや力強さに魅了されたあの頃。

昨日暑い中、金色の汗を流して、いいように世の中回してるのはこっちさと嘯き、
ひとりぼっちじゃやりきれないこともなく、一人でこちらに向かいました。

中華そば 甲斐。

8年振りくらいでしょうか。

仲間の料理人やラーメン通が最近大絶賛なので久しぶりにやって来た。

まぁいつものジョギングコースなんですけど。

その味は。

王道の誇りを纏ったシンプルな中華そば。

そう、あの頃のそれでした。

し過ぎないけど、するべきことにとことんこだわる。

淡麗さっぱり、旨み系。

せっかくのチートデイだったから大盛りか、チャーシュー麺にでも全然いけたな。

当今の極端なラーメンとは対極のザ・ベストテン世代の実力ベース漂う優しい一杯でした。