書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

うららかなる陽光

心が書く。
だからただ心を開けばいい。

作品に漂う悲しみや憂いやノスタルジーや焦りや孤独や不安。

絵や写真や音楽、映画、本…中学くらいのころから
俺はそういう作品が好きで
それは性格的な部分に結びついてゆくわけで。

可愛さとか、天真爛漫さとか、不思議さとか、奇抜さとは無縁。

好きなものを書きなさいと言われたら
重く、叫び、嘆き、怯え、寂しいものがベースになるだろう。
だからそこにある光が強く映り、浮かび上がらせたくもなる。

陽光に触るとき、
やっぱり大きな声で
「イエ〜イっ!!!!!!!!!!」とはならない。

心の片隅のでもそれは大事な部分で
「おおぉ…」
とおっかなびっくり静かに喜んでいる。