書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

上州登利平 たれ守り衆の50年 上映会@ユナイテッドシネマ前橋

題字を書かせていただいたドラマ 「上州登利平 たれ守り衆の50年」 の上映会が先日前橋市のユナイテッドシネマ前橋で開催されました。 https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/286316 ↑ドラマから上映会へ。 スケジュールの都合で行けなかったのですが大変…

街角の絵画

私鉄沿線、小さな駅の商店街。 いろんな人がいろんな一日を終え、一献。 焼き鳥の煙に包まれて冷たいビールを。 特別じゃない、日常の延長、 その心地良さ。 焼酎のボトルを入れ、古くからの友と呑み交わす。 ボトルがなくなると、「じゃ、またね」と、それ…

東中野Itoにて

日頃お世話になりっぱなしの大切な先輩の誕生日。 大人気老舗洋食屋「Restaurant Ito」を貸し切りに出来るあたりにも人望の厚さがあらわれる。 硬派なマスターもこの日は楽しげで、気持ち通ってるお祝いの席。 美しいタルタルステーキ。 ビールを飲みながら…

明日へ向かって

どこにも吐き出せない思い、 自分の中で蓄積される憂悶、 そんなことを誰もが内包しながら生きている。 だから多くを語らず人を求めるのだろうか。 語らなくて済むからひとりになるのか。 それでもこの世界は愛に満ちている。 困難の中から差し伸べられた手…

不易流行

日本駆け込み寺21周年のイベントに参加。 背後<無功徳>と天井の<両忘>、以前に書かせていただきました。 創設者の玄さんの自軸のぶれなさと強烈な存在感、 現代表の天野さんの情熱とヴィジョン。 まさしくイベントタイトル通り、不易流行の駆け込み寺の…

三社祭

今朝の浅草スタジオ。 今日から三日間、日本を代表する祭礼のひとつ 三社祭が開催されます。 スタジオの周辺も朝からその準備で慌ただしく賑やか。 江戸っ子、下町っ子ではない多摩っ子ですが 素晴らしい日本文化を体感しようと思います。 人が沢山居るとこ…

蒼空の向こう

今日は父の命日、 九年が経った。 元気だった頃は怖くて、母も自分も父の顔色を伺いながらビクビク過ごしていた。 最期となった入院期間に初めて父の手に触れたり、少しだけ本音を聞くことができた。 その頃から空を見ることが多くなった。 別に前向きにとか…

登り坂を駆ける

いろんな迷いごと、モヤモヤ。 とりあえず振り切るためのふたつのこと。 ・腹一杯とはいかなくともメシを喰う。 ・身体を動かして汗をかく。 人助けのプロの大先輩も相談者にそうアドバイスすることがあると聞いた。 すごくシンプルなんだけど、 人間の本能…

母の日

「感謝」ではなく 「ありがとう」って言う感じ。 https://www.instagram.com/reel/CsIwTrmN9PE/?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ== 皆さま素敵な一日を。

撮影日

スタジオはセッティングで朝から賑やか。 皆さまの準備の上に作品は出来上がる。 入念なセッティングとリハーサル。 ありがたいことです。 どんな映像になるか楽しみ。 本番は魂震わせて揮毫ですね。

想い、持ち寄る。

トモサンカク、ラム、牛タン、 低温調理で肉を仕込み、焼く人。 真鯛、赤メバル、牡蠣、 魚を仕入れる人。 ジャイアンツファンの友人夫婦宅に招かれ スカパーでバウアー攻略に歓喜し、 長良川球場にチャンネルを変え、カープの薄氷の勝利を見届けながら飲む…

岩牡蠣 イラスト

見知らぬ街で 長き友と。 言葉の灯火が時を彩る。 穏やかに静けさへと収斂される。 波がないから小さな機微が波紋になる。 雑音がないから心の動きが聴こえてくる。 「その人を知らざれば、友を見よ」 まったくもってそんな存在になれないが こうして学び、…

maxell UD IIからサブスクまでの間

今朝は少し足を伸ばし 井の頭恩賜公園をジョギング。 初めて来たのは取り立ての免許、中古で買ったシビック。 当時多くの若者がしたように、オリジナル編集したカセットテープをカーステから流しガールフレンドと来た。 彼女のスタイルはワンレン、ボディコ…

子供の日 書道

ずっとイノセントでありたい、 無垢なるところから生まれた発想、それは美しい。 自由な発想には羽があるから、 好きなところに羽ばたける。 辛い時でも、馴染めなくても気にするな。 ただひとつ、発想に翼を毟り取られなければ必ず飛べる。 創造の空、泳ぐ…

風の街に生まれ

どこにでもある、 だけど特別な風景。 12歳まで過ごした街を訪れた。 ホームランボールはいつも住宅の壁を越えてその度に呼び鈴鳴らして申し訳なさと嬉しさで取りに行った。 日が暮れてなお、ビー玉遊びをしていた公園。 小さな体をすぼめて入った秘密基地は…

響 書道

「響」 信の友とはね、 「響」きあうものがあるかどうか。 この心の音が言葉や行動や所作となって相手に届き、 また相手の発する音を感じとって響きあうことができる。 だから心の音を偽ったり、それ以上にしたり、消したりしちゃだめだ。 不協和音やノイズ…

空だけは変わらない

故郷の朝。 近くの記憶は消えて、 時間は意味をなさなくなる。 最愛の人は音も灯りも消えたリビングの椅子に座り、遠き日を探すように空虚を見つめている。 そして急に若き日の小さな断片を克明にしゃべりだす。 生きることに必死だったひたむきさと 新芽の…

水茄子 イラスト

土から命が湧き上がる。 太陽に向かい、 風にそよぐ。 毎朝の水やり。 昨日とは違う今日。 ゴールデンウィークも静かに淡々と。 ゆっくりと 小さな 日々の違いを感じよう。 今日に生きる。