書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

一変 筆文字

明日発売の月刊YoRoZuの連載ページの書。 この原稿を書いたのは1ヶ月ほど前、自分で言うのもナンだが世の中の今の状況にハマっているではないか⁉︎ 先や、結果ばかり考えて一をやろうともしない、 そうなりたくない。 今日のアサイチはこちらの事務所。 ここ…

喝 筆文字

昨日、尊敬する先輩たちと久しぶりに話した。 最前線 これ。 一番感受性が研ぎ澄まされる場所。 年齢やキャリアを重ねても、傍観者にならずそこに立ち続ける。 いつ会っても洒落てるし、立ち居振る舞いがスマート。 最前線で闘うよ、そんな気合いを込め筆を…

times they are changing

男三人、距離を取り密談。 閉店後の花屋さん貸切、アンスリウムを愛でモレッティ。 20代前半地元にいた頃、横田基地沿い16号線の小さなトラットリアにガールフレンドとよく通い、米兵に混じりこのモレッティを飲んでいた。 ちょっと前に書いた「16号線」とい…

夏のチカラ飯

そろそろ過ごしやすくなるんじゃなかったっけ⁉︎ 郵便局に大荷物で作品の出荷に出て、そのままジョギング。 汗だく。 シャワーして、是空カレーの仕込み。 汗だく。 菜園の野菜の手入れ。 汗だく。 好き勝手なことしてかく汗は悪くない。 しかし朝の5時から動…

飾らぬ職人仕事

子供の頃から親父とオフクロふたりで小さな時計屋を営んでいたのを見ていたせいか、こんな風に早く独立したいと思っていた。 自分も紆余曲折、30を少し過ぎて、自分の道を歩み出した。 父が亡くなった後、整理していたら当時の店の日誌が出てきた。 日々の売…

季節の外で

涼しくなるかと思いきやまだまだ暑い日が続いてます。 しかし食材は秋を感じるさせるものが出てきました。 ビブグルマンの和食割烹「おわん」さん二店舗の長月の献立。 日本食だけが持つ四季の表情。 三ヶ月予報だと今年も秋は短そう、食だけでも季節を味わ…

香りたつスパイスチキンカレー 

「是空カレー」 カレー道、もう深く潜ります。誰でも普通に美味しいのを作るのは、やはりタイプではないw 作りたいのはえぐるほどのスパイスの波状攻撃。 今回、禁断?のスパイスに手を染めます。 見た目からヤバイです。 名前は「ヒング(アサフェティダ)…

the blues brothers

表現するなら楽しむことも大事。 楽しむっていうのは感じること。 心から湧き上がってくるものを感じられる瞬間、繋がることができる。 「ちゃんとやろう」って固まってミスしないような姿勢よりも、「こうしたいんだ!」って方が面白い。 見られ方なんて意…

翔 筆文字

限界を知るよりも、無限を探れ。 何度でも翔べる、その意思さえあるなら。 恐いけど、オジケヅカナイ、 挑み続けろ、やり続けろ、 何度でも翔ぼう。

青の抽象画〈安息〉

毎年恒例の北海道旅。行くほどに好きになり、行くほどに何もしなくなる。安息がそこに芽生えてきてるってこと。 今年は難しい。 こんな写真もあったな。一昨年くらいに偶然入った札幌の居酒屋のトイレ。 日本で断トツ広大な土地なのに、トイレ詰め込みすぎ^ …

居酒屋こうじ 漢気餃子

カレーにうつつを抜かしている中、久々に餃子を。 いつもの豚挽肉、背脂、ニンニク、生姜、オイスターソース、味噌、鶏ガラスープ、ごま油に、今回はクミンとカルダモンを少々。うつつを抜かしまくっています。これにキャベツと菜園で大成長中の大葉を大量に…

新しい始まり

新プロジェクトに向けて、準備は着々と。 これまでにない書のアプローチを仕掛けます。世界中のより多くの人に対してアート書道を楽しんでもらい、可能性や個性を広げていけたら。 そんな気持ちでいろいろ考えています。 コロナ禍などと言って逃げません、な…

motenasiにて、ひとり。

閉店間近、貸し切りにしていただきました。 素晴らしい料理人をカウンターで独り占めの贅沢。 伏見唐辛子、煮蛸、鱧チップ。蛸の柔らかさと味の深さに驚愕。 外出を控えてるうちに食材も夏最中。 冷房冷えした身体にと。白茄子と鱧のお碗。 プロの仕事は形だ…

あまみんちゅの宝

この前、奄美大島の音楽に触れるテレビを観てて懐かしさを感じた。 10年くらい前に奄美の人と出会い、毎日のように奄美の人たちと飲んだ。泣く子も黙る島の顔役から元ちとせさんまで。大好きな島の姉さんと悲しい永遠のお別れもあった。 大らかで、仲間を大…

心の構え

さすがに「チェックマーク」と「プリントアウト」だけで拡散させて、安全が担保されるわけがなかろう。 文末に「以上の点に反した場合、協力金の倍額を徴収します」くらい書けば信頼性はあがりそうだった。 先日、イベント会社の社長と話した。コロナ前は月…

快投森下暢仁

カープのイケメンドラ1、森下暢仁投手。 昨日はタイガース相手に2安打12奪三振で完投勝ち。 先発打者全員から三振を奪ったピッチャーはセリーグ史上二人目という快挙。 今の子っぽい、スマートで優しげな見た目から想像つかぬ負けん気の強さ。 昔は「人を見…

かき氷イラスト

毎日暑いですね。 描いて涼来い。 無理せずに。 夜になっても暑い、ならばキリッと冷酒。 家飲みを楽しむために魚の仕入れ。 立派な鯵を捌き、大好きな生シラス、旬の岩ガキで。 「鮨 こうじ」 握りも勉強中、この途上の時が楽しい。 合わせるのはインターナ…

想い馳せる暑い日

母を車に乗せ、実家から一時間、東京の外れに眠る父のもとに。 蝉だけが鳴く、誰もいない場所で静かに手を合わす。 帰り道、懐かしい母校でカツアゲ待機(^ ^) おら、ここで飛んでみろ。ジャリ銭まだあんじゃねーか( *`ω´) 当時はヤンチャな校風、バンドマン…

走り出せ東京ノマド

午前中に郵便局に作品の発送に出て、公園に自転車を止めて川沿いを走る。 二日に一回のルーティン。 今日は朝から異常な暑さ。 木陰でストレッチしてたら蝉がとまってるわ、クールダウンで歩いてたらトンボもとまってくるわで虫世界も暑さでおかしくなってん…

燈 筆文字

燈 「小さくて、ほのかな光」 描く作品が誰かにとってそうでありますように。 その思いを常に忘れず、 同じように、 異なるひとつに向き合う。

長崎に思いを寄せて

長崎75年、 長崎市長の言葉。 「「相互不信」の流れを壊し、対話による「信頼」の構築をめざしてください。今こそ、「分断」ではなく「連帯」に向けた行動を選択してください。」 中央にはどう聞こえるだろうか。 学び、寄り添おう。 3月に長崎行く予定だっ…

自分の感受性くらい

今朝は詩人茨木のり子さんの詩を読んだ。 午前4時、朝を迎える前の深い闇の中で。 有名な詩がある。 その言葉は「弱さ」をボリボリと掻き毟って滲んでゆく血のようだ。 だから時々この詩を読み返し自壊しそうな考えを自戒する。 コロナ禍の中、「自己責任」…

今朝も土と

自主規制による夜間外出控えにより、起床時間がさらに早まり、今朝は4時前。 太陽と生きる、いいことだ。 ベッドでゆっくり本を読んでから活動開始。 ひと仕事終え、日課である野菜と戯れ。 トマト、パクチー、大葉、オクラ、インゲン、バジル、ガパオ‥ ここ…

野球があること

外食もままならず、居酒屋こうじ。 自宅飲みは好きだからそれもまた良し。 ブリのモロヘイヤがけ、インゲンの白あえ、低温調理した鳥レバニンニクポン酢。そしてカープの今期初の三連勝を願い、ビーツのナムル、旨味の強い瀬戸内の蛸のオクラあえ、赤身のス…

是空カレー エビバター

是空カレーに同じレシピはありません。 つまりはその時の気分で作ります。 昨日の午前中、ジョギングをしました。 夏ですね。 帰りにスーパーでエビを買いました。 よく手を洗い、汗だくのままキッチンに立ち、手早く料理。 エビは殻を外し、背わたを取って…

涙の一枚

実家に戻り母から見せられた一枚の写真。 父と愛犬ペル。 25年以上前の写真だな。 生前ほとんど笑った顔で話したことがなかった父。 自分が閉ざしていたからだったと思う。 縺れた部分を探すにはいろんなことがあって簡単ではない親子関係だったけど、最期は…

鏡花水月 書道

鏡花水月。 鏡に映る花、水に浮かぶ月。 手に取ることも持ち帰ることもできない儚さ、 そこにはなくて、そこにしかないという矛盾。 書道、絵、音楽、映画、本、料理… 芸術に心惹かれるのはそこのところ。 たくさんの美しく、儚いかけらをまだまだ探して行き…