書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

いぶきうどん

中央線吉祥寺高架下、最高のロケーション、 「いぶきうどん」。 いりこクレイジーのうどん野郎としては吉祥寺に来てここをスルーするのはムズカシイ。 屋号の通り、香川伊吹のいりこ、ふんだんに効かせてます。 鶏天、ちくわ天。 二日酔いをも癒すいりこ出汁…

東京飛脚

新宿、吉祥寺、渋谷。 それらの街の数カ所に画材の購入先がある。 点在しているので結構距離があるワケ。 そこでジョギングして移動することにしてる。 都会ほど車で移動するよりは自らの足の方が便利。 江戸時代の継ぎ飛脚は江戸大阪間を丸最短2日で走破し…

愛するカープ軍との2019年の長い旅

ウチのテレビが稼働するシーズンの始まりです。 いよいよ本日プロ野球開幕。 愛するカープ軍との2019年の長い旅のスタート。 新井選手の引退、愛するエルドレッドの退団、丸くんのFA移籍、 長野選手の人的補償、スーパールーキー小園選手や島内投手の入団な…

コヨーテ疾走

絵筆を握り、イメージは束の間旅をする。 あるようで確定ではない終着点。 一瞬に見出す光の交差。 自分探しでも、ましてや答え探しの旅ではない。 イメージの森をコヨーテのように疾走し、 創造の海をシロナガスクジラのように悠然と往く。

A看板 アピールの仕方

今旬のA看板。 夜、歩行しながら遠目からも認識できるデザインに。 街にある優れた看板デザインの共通するひとつに 「雰囲気の訴求力」がある。 二度見はその意識の高さにあると言える。 溶け込みすぎず、やり過ぎず。 書にしても通じること。

平常心是道 筆文字

試練、 その中で張り裂けそうにもなり、 奮い立たそうとしたり、 打ち明けてみたり、 心配になり、焦ったり、喜んだり、 親身になってくれる存在に感謝し、 それでもやはり逃げることなく進むことしか選ばない。 きれいごとは通用しない、 贖罪と愛情と、権…

神宮球場オススメ席 空と風とビール

神宮球場。 アクセスの良い都心にあって、広い空を望め、 デイゲームでは(晴れれば)青空とビール、 ナイターでは星空とビール、時々花火。 さぁ神宮球場に行こう、個人的内野席のオススメ風景。 まずはアクセス、 外苑前からだと道すがらコンビニや料理や…

堅忍果決 筆文字

今回急遽いつもより長く実家に戻ってきて花粉にやられまくってます。 昨日は行政機関、医療関係者の尽力に感謝しながらも バタバタで更新できず。 自分の問題ならば越えてゆけばいいだけなんだけど、 自分のこと以外だと割り切るのが難しい。 夜明け前、父が…

美しい日本語書道3 風花

日本語は実に美しい。 情緒や心の様、距離感がよく表せられた言語だと。 こんな表現があります。 風花(かざはな) <晴天の日に雪が風に舞うようにちらちら降ること、 降雪地から風に運ばれ小雪がちらつく現象> 桜の開花で賑わっている時期だっていうのに…

大地 筆文字

昨日は仕事で都下の農家さん五軒を回らせていただいた。 自分自身、遊び程度ながら過去に農業をかじった中で 継続することの大変さを学んだ。 一日一日の積み重ねでしかない、 これは容易じゃないということを。 結果を求めて性急にならず 今日をしっかりや…

最期までロッケンロール!

訃報があると想いを馳せる。 コンプライアンスなんてプラップラで ガバナンスなんてガバガバな寛容な時代でもあったけど、 人間くささが芸に反映されている人が多かった。 クールでスマートな「お仕事」って感じじゃなく、 言いたいこと、やりたいこと、伝え…

鮨 西

見栄を切らぬ漢との語らい、 理想を並べる言葉より、黙って行動する漢との一献。 新宿御苑「鮨 西」。 流れ者が言うと軽くなってしまいますが一流の流儀がある食と空間。 流石です。

not in blue

アートパフォーマンス集団ブルーマン、 今年も日本公演があるようですね、 四人目のブルーマンになれるかね。 不規則と正確さと相反するものは どちらも直接手から放つのがしっくりくるから不思議。 不確実なことが多い、 翻弄されながらも流されないよう、 …

川端康成と書

「川端康成と書」を読んだ。 川端康成やその時代の大家、文豪たちの書の作品。 生活の側に書があった時代、 時間を費やして想いを伝えた時代。 それぞれの書体が生きている。 本の中で川端康成が言っている「書は老いとともによくなりこそすれ悪くはならない…

さらば青春のカルボナーラ

昨夜の打ち合わせの中でも再確認、 芯ぶれぬ多様性、複合性を持つこと。 表現のマッシュアップ。 刹那を見据え 今日を超えてゆけ。 息抜きの昼メシ。 昔からパスタ料理を作るのが好きだった。 無限の複合性を持つジャンル。 変なカルボナーラ。 食べる瞬間に…

美しい日本語2 花信風

日本語は実に美しい。 情緒や心の様、距離感がよく表せられた言語だと。 こんな表現があります。 花信風<かしんふう> 初春の花が咲く季節の到来を告げる風。 花が咲くという息吹を、風で伝えるなんて。 柔らかなタッチで春霞の様な雰囲気も出しつつ書きま…

CHACO

21歳の誕生日と成人式を迎えた食べ盛りのふたりのスタッフのお祝いにこちらに。 千駄ヶ谷「CHACO」 待っているのは肉の塊。 1キロ10000円〜14000円の肉塊四つをワインで食らう。 本能の覚醒、原始への誘い、妖艶への 蠱惑。 こうでなけりゃ。 みんなからの寄…

俺の抽象

「抽象」の類語には「一般的」や「普遍」などが括られる。 鳥→インコ→アルビノ→カープの応援歌を歌うアルビノのインコ→グラスに水を注ぐ音に興奮する→ポンタ。 のような流れの中で「鳥」というのは抽象で「ポンタ」というのは具象、ですね。 「抽象画」とな…

8年

あれから8年、 今でも簡単に言えることじゃないから、個人的な体験を書こう。 あの日、中目黒のコナミジムでトレーニングを終え、ジム内の風呂に浸かっていたときだった。 湯殿の湯が大きく波打ってバシャバシャと湯が宙を舞い出した。 風呂は安全面の考慮も…

ギターとポンタ

連日のアレコレと花粉症ブレークで更新ままならず。 今日は5時から制作に入り、昼は日暮里に出張。 喜びの側で仕事ができるのはいいね。 帰ってきて、コレに癒やされ。 さぁ、もうひと制作。

美しい日本語1 薄明

日本語は実に美しい。 情緒や心の様、距離感がよく表せられた言語だと。 今後、ここでも普段使わない、また使われなくなりつつある美しい日本語を届けたいと思います。 自分自身勉強の意味も込め、一緒に美しい日本語を学んでゆきましょう。 とても書家らし…

夕暮れて

昨日地元に戻ってきた、 夕方買い物を終え、実家に戻るとき 通りの向こうで自分の幼馴染が ランドセル背負った息子と 手を繋ぎ家路につく光景に出会った。 声かけようと駆け出した刹那、足を止めた。 とても良い風景だった。 声かけて邪魔したくないほどに。…

ROCKIN' CABARET BLUES

本日ドロップ、THE MODSの34枚目(多分)オリジナルアルバム「ROCKIN' CABARET BLUES」、 バーボンでも飲みながら聴きたいところだけど 朝イチなので雨上がりの外の景色見ながらカフェオレ飲んで早速爆音で。 アコースティックでブルージーで一発録り的ノリ…

争わない世界

アートや料理には他者や他国などの諍いは存在しない。 尊敬し合い、分け合い、語ることができるものだ。 そう信じているからそれらを愛している。 茶色い韓国料理が大好き。 特に鍋系は最高だ。 優しいけど弱くない。 力強いのに穏やかに染み入る。 夜明け前…

雨音とアクリル絵の具

ここのところ真面目に走っていたのですが オーバーワークで股関節を痛めてしまいまして。 それが制作に響く....... 中腰で動きまくって描くから、痛い。 しかしギア入れば没頭。 塗料のニオイもあるので窓を開け放ち、裸足で作業していても汗をかきます。 そ…

球春バーニング 1

開幕を待ちきれず。 己を知るなら敵を知れ。 こちらの目下の敵は花粉症。 オープン戦、ジャイアンツVSスワローズ。 皆さん球春待ち侘びて。 東京ドームオープン戦初戦、菅野と小川のエース対決。 たくさんの人、十数年ぶりに立ち見しました、 まだオープン戦…

自由で孤高の旅

小学三年生、少年野球チームに入って初めてユニフォームをもらった時の 感動を今でもはっきりと思い出すことができる。 背番号29のピッカピカの白いユニフォーム、黒い袖のアンダーシャツとストッキング、 黒光りするベルト。グローブは兄貴のお下がりだった…

「YoRoZu」18号が発売されました

三月昨日。 連載している「YoRoZu」18号が発売されました。 作品を書くにあたって、メインに対談原稿を事前に読ませてもらうのですが 読みながらマザーテレサを想像していた。 そして絵を描きながら湧き上がってきた彼女の言葉。 「私たちは、大きいことはで…