書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

今を食す

年齢を重ねるごとに、キャリアを積むごとに、経験を得るごとに、誰と食べ、誰と飲むかっていうことが重要な意味を持つようになった。まさに「酒は憂いの玉箒」だな。ひとりひとりと飲む。想いのある言葉を響かせ。こちらは長きにわたってお世話になっている…

祈りの地

かつて住んでいた池尻大橋。そして当時住んでいたマンションの庭と勝手に認定していた神社。三年半前、はぼ毎朝ここで手を合わせていた。いま、またここに来て静かに祈る。たとえそれしか出来なくても。 「一書渾身」創作書家 高野こうじ

ただそれだけで唄う僕さ

こんな気持ちで友と会い、書に対峙しているBGM。農園の茄子がこんなに大きく育った。丹精込めて作った感動の一本を収穫。そして夜にはアジトにて仲間と一献。手間もヒマも金もかかる農園生活、しかしそれ以上の価値がある甘さ、瑞々しさ。そして小学生のとき…

好奇心が夢を創る

ちょっと前に友人の持ち物に書かせてもらった。一番左は小学校二年生の娘さんのランドセル。以前彼女に「夢って書いてください」って頼まれていた約束を果たす。その翌日、お母さんである友人からメール。「娘が朝から書いていたよ」俺がランドセルに書いた…

指切りげんまん

先週の関西旅、そして乗り越えるための宣告を挟み、昨日の北海道旅から帰京。その間の、それぞれの刹那を忘れることはない。それほどに深い二つの旅と生活だった。試練と覚悟は意外と仲がいいらしい。今朝も5時前に起床、筆をとる。いつもと同じようでいて同…

EXILE@札幌ドーム

北海道好きな景色1位 すすきのネオン 2位 オホーツク海岸線 3位 積丹 岬の湯露天風呂からの海北海道はゴルフもいいらしいけど釣りだって最高の景色です。関東近郊ではまずあり得ない景色だね。絶景のロックフィッシュ、今回はアイナメとソイを釣り上げ札幌に…

積丹 浜鍋

好きな鍋1位 モツ鍋 2位 参鶏湯 3位 豚キムチ鍋そして漁師宿で圏外からランクイン。浜鍋。雲丹、柳の舞、しる貝、海老、つみれに野菜を味噌仕立てにした、その道60年のおばちゃんが作る絶品鍋。積丹は雲丹の街です、これまでの人生初の雲丹づくし、なんだか…

積丹岬

好きな釣場1位 誰もいない漁港 2位 テトラポットの中 3位 人が来られない船の上そんなどうでもいいことを書くくらい何もない、長閑な場所にきています。澄みきった海と向き合い釣り糸を垂れ静かに己を見つめる。そして日本海を一望する温泉にて養生。「一書…

ススキノ ナイト

昨夜の地酒ベスト3 1位 まる田 2位 男山 3位 しばた造りのメインがソイ、そして塩水雲丹で日本酒三昧。出会い、再会の夜。こんなステキな縁もあった。まこと、愛らしい。最後は恒例のいきつけのバーで一書渾身、書いた。そして激レア黒糖焼酎とBGMでThe Stre…

豊平峡温泉

好きな泉質1位 硫黄泉 2位 炭酸泉 3位 重曹泉札幌のはずれの山中にある「豊平峡温泉」、野趣あふれる源泉100%、湯の華踊るリアル温泉。加水。加温、使い回しナシ、日本の全温泉の中でも数%しか存在しない生温泉は贅の極みなり。おまけになぜか名物のインド…

アサヒビール園

好きなアルコール1位 生ビール 2位 瓶ビール 3位 缶ビールということでアサヒビール園にて北海道を飲み干す。ジンギスカンと共に。からりとした気候、暖かな人柄。北の大地、大好きです。「一書渾身」創作書家 高野こうじ

滝野すずらん丘陵公園

魅惑の芥子の花を見に来たはずがコノ有り様w旅は恐怖を癒やし、童心を呼び覚ます。大丈夫、転がり落ちたら登るだけだろ。「一書渾身」創作書家 高野こうじ

花まる

好きな寿司ネタ1位 うに 2位 金目鯛 3位 エンガワ。写真はランク圏外の「トロニシン」。なぜか?それは初めて食べたがら。暫定王座でもいいね。初めて札幌に来た時から、(あぁ、さっきの正解は北海道ね)スタートは「花まる」と決めてます。白木のカウンタ一…

ANA51

好きな乗り物ベスト3・1位 新幹線 ・2位 飛行機 ・3位 自家用車。2位の飛行機で原稿書きをして着いた場所、そこはどこ?次のブログヘ。過剰な感情を勘定に入れず、感謝と寛恕の心でカンファタブルな旅を。北の大地でラッパーにでもなるつもりか?…あっ、言っ…

ハイブリッド レインボウ

虹を見るために旅する人はいない。そのときの必然という偶然が作りだすものだ。「人間万事塞翁が馬」なにが良い方に、どれが悪い方に行くかわからない。苦しみに対峙して受け入れるだけ。旅から帰ってきて連日早朝5時から夜10時まで食事もそこそこに取り憑い…

点を結ぶ

沼津港、朝5時半。テトラポットに埋もれて根魚釣り。昨日は兵庫県三木から400km強を越えて静岡県沼津へ。点が線となってゆく瞬間に立ち会えた。そして改めて書いてつながるありがたみを感じる。今回、すべての場所で書を贈った。覚悟を持って、いざ帰京。「…

業縁

昨夜は京都 吉兆。作品(料理はまさに!)もホスピタリティも素晴らしい。最後の抹茶まで京を感じる。そして方言フェチの俺帰り際の「おおきに」にときめく。三軒目のバーで即興の書き下ろし。飲んではいたが、書が己、名刺ー枚より、響きあえる。そして早朝の…

今、に立つ

今朝、夜明けを待って煙雨の東京を発つ。快晴の琵琶湖、その向こうへと。森厳なる比叡山延暦寺、そして念願の松禅院で護摩焚きとお加持を受ける。ここに凄い人がいる。一言ふた言、それで十分。あぁ、やはり来て良かった。動かなければ感動に出会えない。「…

書きかけの手紙

今朝も5時、ベランダに出て、梅雨空の向こうにあるはずの富士に手を合わせる。初めてオヤジに手紙を書いてみた。いや正式には二回目だ。高校三年の進路を決めるとき、こうみえても推薦の大学が幾つかついた。それでもバンドをやりたくてね、俺は音楽の道を選…

抗えぬ事実の中で触れた灯。崇高な光を放って包み込んでゆく。自分のことは後回しにしてただ静かに微笑んでいる。光をあてなくちゃならないのに俺は光を求めていた。なるようにしかならないのなら最善を尽くすだけ。命の灯を燃やさなきゃ。ムダにできる時間…

すみません

抗えない事実に強く静かに対峙できる強さを。命の尊厳を抱き、歩こう。もう少しだけ、休ませてね。

肉食獣、「ゆきだるま」喰らう。

東京中野「ゆきだるま」。禁断症状が出てきたこのごろに、玄さんから一献の誘い。ジンギスカンが苦手の人に「ラムの臭みがまったくないから」って言う常套句。アレ、いらないよね。「このキャビア、トンブリみたいで美味しい」「このイクラ、グミみたいな弾…

エニシのテーブル

久しぶりの自宅の宴、「居酒屋 こうじ」です。いろんなエニシと食材に感謝の飲み。農園帰りに寄ったスーパーでの一期一会。ベランダの野菜を各種摘んで。最近沖縄の話で盛りあがったので気分だけでも、自家製もずく酢とめかぶで「あーり乾杯!」お通しは蓮根…

あるままの流れ

朝、ふるさとを散歩。同じ時間はない。流されないから、流れてゆける。凛として、「今」をしずかに抱える。さぁ、今日もフルスイング。暫く野球観戦出来てないと思ってたら、我がカープ軍、三連敗じゃんか。「一書渾身」創作書家 高野こうじ

明日への鼓動

地元の深友と夜をぶっ飛ばした。型落ちで、エンジンはガタがきて、燃費も悪くなったけど、廃車(敗者)になってたまるかっての。あちこちにぶつかって傷だらけだけどまだまだ新しいその何かのために旅は続く。今日を積み残しなくやりきれば自ずと明日への鼓動…