書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

だってさ 人生はロックンロールショー

ガキの頃からの仲間と久々に美味い「まんこい」を飲んだ。清志郎が小さな箱からシャウトしてくれている。甘受することも大切、許容することも大事、引いてみて気付くことがある。そして攻めに転じる。眺めてるだけじゃ最後の切り札もかすめとられる。その眼…

夜と朝に間に

物事は一面だけ見てはいけませんね。昨夜、西荻窪を探索。行きたい店が閉店していたので、西荻の有名店でもあるこちらへ。(検索で引っかからない配慮はします)この風情は大好きです、昭和的でもあり、アジア的でもあり。しかしオーダーするものの8割は欠品、…

夕暮れの一杯

基本的に日付が変わる前に寝ます。基本的に朝が生まれたころに起きます。だから日が暮れる前から飲みますw友人たちと荻窪「遊佐」へ。ハートのある焼き鳥屋。だからか、ハツもとという稀少部位が絶品。王道でありながらとらわれない仕事ぶり。久保田 千寿450…

それでも、生きてゆく

3.6メートル渾身で大書に対峙した。EXILE ATSUSHIさん、ピアニストの辻井伸行さんの共作作品「それでも、生きてゆく」。そのvideo clip の中で書きました。この曲は被災地に想い込めて辻井さんがアメリカツアーで即興的に奏でた曲にATSUSHIさんが詞をつけた…

エニータイム、エニープレイス

布にも書きます。書くものは問わない。ひとり静かに、こうして書いている時間こそ浄化される。澄んだ場所にたどり着くために泥を飲み、怒りをこらえ、自戒をする。形のない、透徹とした感覚を掴むために。最終的な場所はそこ。と、朝日を浴び、ベランダで水…

止まり木にて

昨夜は打ち合わせが思いのほか早く終わったのでそぼ降る雨の中、ちょっと寄り道。予定外の時間ってのは遊び心を刺激する。「遊び」って部分には創造力がある。度を越してはいけませんがねw雨に煙る東京、たまにはひとりコニャックで静寂を漂う夜。

伝えようとしない言葉

昨日は激しい胃痛で、打ち合わせを急遽キャンセル。薬を飲み、もんどりうちながら我がカープ戦をテレビ観戦。事件は8回の表、同点の2死一、二塁でカープの攻撃に起きた。この押せ押せの場面で代打の神様前田智徳がコール。その6球目、ヤクルトのルーキー投…

心の間に揺れる感性

昨夜は心熱くする漢酒。煙立つ絶品焼き肉と芋焼酎「赤兎馬」が感性を緩やかに開花させてゆく。第六感は簡単に生まれるものじゃない。その前にしっかりと五感を研ぎすますのだ。いいものに触れ、本物を知り、旅に出て、良き友と語る。そういう全ての間に生ま…

小さくて素朴なぬくもり

昨夜は吉祥寺「DA・MEO・PATAKA」で暖かなディナー。駅から離れた路地裏の小さなフレンチビストロ。牡蠣のオーブン焼き、アサリのワイン蒸し、鰯のガレット、生ハム、玉ねぎのロースト、トリッパ、和牛すね肉の赤ワイン煮…華美じゃない素朴な南仏料理。落ち…

水急不流月

寒の戻りの昨夜、暖かな水炊きをみんなで囲む。時間という水が急速に流れようとも変わらない想いがある。俺の中にも変わらぬ月がある。

上手な考え休むにかぎり

昨日はオフ日。朝一番でお気に入りの国立温泉「湯楽の里」。都内では貴重なインフィニティ風呂越しの霊峰。飽きるほど行ってますが見えたことがないけどw夜は大大好物の金目鯛で日本酒。鋭気を養い、今日はフルで書家します。

時の齟齬

今朝、静かに対峙する俺を育んできた故郷の空。ここから音楽が生まれ、書に繋がってきた。けして過去に遡らないが、足もとを忘るるべからず。時計の針は、ねじ曲がっていても悠長に待ってもいられないのだ。「一書渾身」創作書家 高野こうじ

100の行動、ひとつの考えを超え

失敗をするときは冷静さを欠いたとき。しかし気持ちが昂らなければつまらないものになる。書や料理や写真や釣りなどを通じて思う。このパラドックスの狭間で「掴む」瞬間が面白くもあるのだけど。素敵な箸を友人からいただいたので昨日の自宅メシ、金目鯛定…

赤沢温泉

案の定、温泉の話、します。稲取の帰り道、以前から気になってた温泉へ。川沿いの広大な群馬水上「宝川温泉」、海抜0メートルの海原広がる伊豆北川「黒根岩温泉」、まさに秘湯、ランプの宿の長野小諸「高峰の湯」、空と海の蒼、八丈島「みはらしの湯」、盆…

蒼の太公望

週末の伊豆稲取。釣りと美味い金目鯛を食すためにここを選んだ。小さな漁港の街。早速、釣具屋に入って情報収集。しかし無人。何度か声をかけて、奥から出て来た無愛想な鼻毛ぼうぼうのオヤジ。開口一番「悪いけど、なんも釣れないよ。」俺のいくつかの質問…

赤沢の蒼

絶景露天風呂、マッサージ機からの景色。なんと、5分200円っ!それにしてもここ「赤沢温泉ホテル」の露天風呂は素晴らしい。もう少しだけ日常を忘れ、のんびりしたいが、東京でやるべきことがクーラーボックスの中の釣った魚以上にてんこ盛りで待っている。あ…

稲取襲撃

つかの間の東京脱出。春の陽光に抱かれ、子供のように自然と戯れよう。カメラと釣り竿と本とビール。「一書渾身」創作書家 高野こうじ

永遠の図画工作

子供のころからひとりで創るのが好きだった。授業の図工は嫌いだったけど、持ち帰ってきてひとりでやるのは楽しかった。いまでもなにも変わらない。ひとりでペンキを塗ったり、デザインを考えたり、絵を描いたり…そんなことが一番夢中になれる。完成。で、寝…

我が道、ランチ

フェイスブックで芸人の美談の誤報がタレ流されても、あの作家の三年振りの新作が50万部の累計をあげても、広島カープとかいうチームが拙攻を重ね負けようとも、そして誰からも好評の言葉をいただかなくても人間は腹は減るもので、またランチを作って写真を…

いっぺん後ろに回ったら死ぬまで先頭をとれんのじゃけえ

昨日の映画は素晴らしきこの作品。「仁義なき戦い 完結編」何度観ても熱くなる日本映画のバイブル、男の基本ですね。夜は男同士、日本酒を差しつ差されつ。単純で、涙もろくて、短気で、不器用で。それらがかっこええなんて思っておらんが男でよかったと思う…

どこにでも、どこへでも

清水エスパルスが好きな人に…もちろんこれは非売品のプレゼント。プリントにはない味を書く。夢を追う、テーンエイジャーの女性には。そう、思うよ。紙でも布でも鉄でも木でも人でもそれぞれにふさわしいイメージを感じて書く。こうじ場所を選ばず。6月から…

素心

腹をくくったなら状況で変化してはいけない。適当さを柔軟と言い換えるな、保身を思いやりなどと呼ぶな。己に問いかけ、筆を握る。人として生きよう。遊び半分に生きたくは、ない。

燃え尽きぬ闘い

昨夜は自宅で石鍋焼き肉パーティー。宮崎牛のザブトン、金額通りのとろける絶品ぶり。ツマミのブリもスゴいアブラ、自宅でこのレベルはないですね。仕込みをしながらボクシングを観てしまいましたよ。マイク・タイソンの不遜さとスピード、ジョージ・フォア…

継続の道の半ばに

関東を襲った爆弾低気圧。昨日は一切の外出もせず、自宅でスカパー映画鑑賞。「漫才ギャング」「ブルドッグ」「ウィッカーマン」と男臭さ満載の三本を立て続けに観て、仕上げはレンタルした「アンヴィル」。HRやHMはまったく聴かないけど、継続が生みだす感…

Rockin My Heart

タカノ、思うわけ、やっぱロックでしょ。仲間がエキサイトさせてくれるし、ドアの向こうに夢があるなら、ドアがあくまで叩き続けるってことっしょ?以上、矢沢口調で。吉祥寺「AZABU屋」。一番左はイカツクて、優しいお店のオーナー。店内すべて矢沢仕様。永…

今日を書く

書家としてのキャリアを始めたのが1999年、昨夜は同じ1999年に会社を設立した級友と飲んだ。それなりに、それ以上に紆余曲折があった歳月だったと思う。しかしいちいち覚えちゃいない。過去にも未来にもさして関心がない。つまりは今流行っているような講師…

炭水化物、かく語りき

夜、粗食故。ランチに手抜きはありません。外食せずとも美味しい今週のランチタイム。自宅からハノイへ。アトリエからローマへ。リビングからバンコクへ。めくるめく炭水化物の世界旅行。作品制作に取りかかると日中はほとんど家を出ません。なので料理と音…

ここにしかないもの

昨夜はとある店舗の試飲&試食会。古民家×手づくりPIZZA×お手頃ワインのバー。10種のピザと10本の赤ワインを堪能。コンセプトよりもそれを超えるひたむきさが大事。洒脱を装い、透けてみえるようなコンセプトが街中にあふれている。「よそとは違うもの」と「…

這ってでも行くのだ

昨日の筍もそうだけど毎月末になると翌月のイメージ画を描く仕事がある。脳裏に美味なる黒カレイの残像があったせいか、旬の魚を描くことにした。まずはデッサン鉛筆で輪郭を。指で伸ばしてグラデを作ってゆきます。色を重ねるときはスポンジなどに色を吸わ…

さぁ、空に向かって

知人の店で素晴らしく美味い黒カレイに出会った。昨日食べたのだから嘘ではない。ロックグラスに豪快に注がれる酒がたまらない、一の蔵、浦霞がどんどん空いてゆく。春の朔日。さぁ豪快に行こう、伸びてゆくんだ。