書画家 高野こうじ 公式blog

書道、アートの作品を中心に日々感じたことを綴る

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

よく晴れた夜には

魚、魚、魚、肉、魚、野菜、魚ってくらい魚が好きです。酒にもっとも合う食材だから。絶品 鰈の煮付け。ひとりで芋焼酎一本、開けました。ご一緒した日本のロック、ポップシーンの中心で活躍するバイオリニストに聞いてみた。「どんなイメージで楽器を弾くの…

空を突き破れ

今朝、トータル5メートルに及ぶ連作を書き上げた。毎朝一番、和紙に向き合って瞬間的に作品を仕上げるという新しい試みの作品群。その瞬間に何を感じ、どう言葉になってゆくのか。感覚、集中力を磨くことができる。そして陽光のもと5キロのジョギング、その…

次の季節に手を伸ばせば

来月は言葉漬け。書くことに没頭。移動中も、旅先でも、温泉でも、ジムでも。片時も離れることはない。そして春がやってくる。書くことで生きる。書くことで活きる。これ以上の感謝はない。筆を持たせてくれてありがとうございます。

言葉は心の先にある

天気のいい日曜日。埼玉県の東松山市へと車を走らせる。バンド時代にライブをやりに、書家として学園祭に出演しに、そして三回目の東松山。日本駆け込み寺 玄さんの講演会に参加。講演会の先生の話っては、当たり障りなく、紋切り型でうわべだけもっとらしく…

駆け込み寺トークライブ

昨日はロフトプラスワン「駆け込み寺トークライブ」。静かに激しく。書き下ろしの大書のパフォーマンス。THE CLASHの「Lndon Calling」「The Guns Of Brixton 」をBGMにして集中。今年イッパツ目の昇龍。書き出すと大切なことは技術じゃなく、気持ち。最後の…

THE REAL

本物は喋る必要がない。その存在だけで充分だからだ。昨日は比叡山の阿闍梨様から東京でゴマ炊きとお加持を受けた。どれだけお金を積んでも(もちろんいらないとおっしゃるが)できない崇高な経験。はぜる薪、邪気を払う高く熱く燃えるほむら。脳を越え、腹に…

多摩を渡る風

ホームグラウンドの東京都下の多摩地区。大事な経験を享受しに小平に降り立つ金曜の午後。多摩に似合うのは夜でも曇りでもなく、雨か、こんな透徹とした青空だけだ。羽生善治の言葉が浮かぶ。「一回でも実践してみると、頭の中だけで考えていたことの何倍も…

祝いの言葉

これまでを思えば、けして表通りを闊歩できるような人生でもないだろうが、書家となってたくさんの喜びの舞台で筆をとらせてもらえることでバランスを取ってきた気もする。作品のその先に、結婚や出産、還暦の祝いの場がある。冬の夜明け前、その晴れやかな…

吐いたツバ飲まんように

これまでに唯一購入して読んだ漫画が「BE-BOP-HIGHSCHOOL」だった。それを書いた きうち かずひろ氏、2004年に小説家として「藁の楯」を上梓。漫画から小説となっても17歳から今まで、木内一裕作品のファンだ。風呂上がりのビールならぬ、風呂上がりの読書。…

嘉 喰 悟

酒は飲むけど、人は飲まない。会話に酔っても、酒に酔わない。東中野「あげは」良き宵(酔い)なり。店を後にし、ふらりと荻窪のアジトに寄ったら、友人から豆腐の味噌漬けが俺宛てに送られていた。気持ちで食べて、心で飲むこと。気持ちを奏で、心で語る。書…

終わらない旅

18の時に免許を取り、中古のシビックを買って初めてドライブしたのが湘南だった。夏より冬の海が好きだった。渋滞も行列も好きじゃなかったけど、好きなものへの情熱はあった。その嗅覚は衰えちゃいない。ハタチを過ぎたことから関東中の温泉を車で巡ってみ…

晴れの湘南通り

天気がいい、それだけで海に来た。静寂の冬の海、感じるには充分だ。「一書渾身」創作書家 高野こうじ

未だ木鶏たりえず

なんだか食と書と空の毎日ではありますが。寒いときには韓国料理で中から燃えます。先日大久保の韓国料理屋でスンドゥブランチ。細やかなホスピタリティーはないけど大らかな感じは本場の食堂みたいで好きです。昨日は自宅でサムゲタンランチ。韓国料理の中…

出会う書

渋谷「漁十八番」。今、渋谷で飲むならここ。相変わらず満席だったけどタイミング良く席が取れた。久しぶりの友と作品を渡しがてら一献。作品を通して人と出会う。これも手づくりの原点。今朝の東京、冴え冴えとした空。富士に手を合わせる。書かせていただ…

行動こそが一番の答

水曜日の夜に漢、四人歌舞伎町に集う。愚痴も自慢も昔話もない。ここにあるのは「今」と、赤霧島。品行方正とはいかないが不真面目に生きちゃいない。自分の道を知っている。今日も歩くよ。

2013年カレンダー 訂正とお詫び

今回販売した2013年 書家 高野こうじ 感字カレンダーの祝日の表記に誤りがありました。謹んでお詫び申し上げますとともに、下記のとおり訂正させていただきます。誤)3月11日の祝日表記正)3月11日 平日誤)3月20日の平日表記正)3月20日 祝日(春分の日)誤…

Tokyo Junk

交通網が寸寸となった昨日の東京。いざ雪見酒じゃ、いや、ただ日本酒が飲みたいだけだ。豚汁で身も心も暖を取り、カサゴの塩焼きで日本酒をいただく。これぞ日本人の粋ではないか。流れる筆使いで虹や波形をイメージした線をあしらってみました。帰りのタク…

20回目の空

雨ニモマケズ雪ニモマケズ虐めニモマケズ不景気ニモマケズ顔なき誹謗ニモマケズミンナ二オロカモノトヨバレテモオノレヲシンジテ。ココロザシタカイバカニナレ。誰かに勝つためじゃなく、自分を超えるために、「挑戦」。平成25年1月14日、色のついてない、真…

Street Fighting Man

もうギターを抱いちゃいない、ギターというマシンガンは筆に変わった。しかしアティテュードは何も変わっちゃいない。山肌から染み出た源流の一滴が大海原へと注がれてゆく。Back to basic.Back to alley.そんな漢たちと飲む酒。始まりの歌が響けばまた今日…

ダンスをするように北風に走れ

「なんでもカタチから入るタイプなんです」とか「期間限定に弱くって」というタイプがいますがもうそんなのはタダの足かせとなり自由を奪われるだけで興味のカケラもないけど、これって自己暗示か強迫観念なのでしょうか。走ることが大嫌い。でも走らないと…

肉食獣のハードボイルドな夜

肉を喰らう。「うーん、そやな、ヒレ2キロっ!」と日本駆け込み寺 玄さん。普通なら鉄板の上に肉が運ばれてきておしまい、しかしここは鉄板の向こうにそれを凌駕する肉がある。チマチマしない、この破格のスケールで赤ワインを飲む。千駄ヶ谷「チャコあめみ…

心の眼

「心掛け」とはぞうきん掛けをするように平素から心を磨くということ。毎日怠らぬから心がきれいになってゆく。そして心に願懸けして「心懸け」。心願は心眼を強くして、真贋を見極める。しっかりと眼を見開いて、彼のようにまっすぐに正面を見据えて。世界…

歌舞伎町駆け込み寺LIVE vol.2

感じることでワタシは考える。考えることでワタシは行動する。行動することでワタシは感じ合える。2013年、一発目の龍をステージで描きます。「歌舞伎町駆け込寺LIVE vol.2」日時 : 1/26(土)12:30 開場 13:00 開演~16:00ごろ終了会場 : LOFT PLUS ONE料金…

好相性理論

わずか9歳にして周りが巨人ファンばかりだったからカープファンになり、近所にセブンイレブンが出来たのになんか有名だからという理由で遠くの天満屋というスーパーに行ったり、バレンタインにカワイイ女の子が勇気振り絞ってチョコをくれたのにだまって突…

次へと繋ぐ朝日

早くも今年生まれのお子さんに創りました。元日に出産なんてさぞ感動的だったでしょうね。全て手書き、一点もののベビー服は・アトリアン イオンレイクタウンKAZE店・アトリアン ららぽーと新三郷店 ・アトリアン イオンタウン守谷店で手に入れることが…

倒れたら起き上がれる

昨日はだいぶ体調回復なんて書いたものの、その後の5キロのJOGと寒風吹きすさぶ露天と高温サウナで体力を奪われたせいか午後になって温浴施設にてダウン。風邪か、食あたりか、疲労か、胃炎か、飲み疲れか?とにかく自宅に戻って該当する薬を飲んで寝た。今…

ロテンガーデン

つかの間、抜け出して温泉投宿。といってもここは東京都。町田にある「ロテンガーデン」。湯は「なごみの湯」「湯楽の里 国立」「美しの湯」に共通する東京らしい塩化物泉。建物の広さのわりには充実度は低いけど、塩サウナと露天風呂はなかなかいい感じ。宿…

一杯のお椀

いつもの神社で静かに手を合わせる。今年も書かせていだけることに感謝。そして正月気分ではなく、日常の気分で向かった。だってそうでしょ、年一回じゃなくこういうことが日常にあるって喜びを感じるほうがつながりを感じられるでしょう。年末から体調を壊…

こころがけ

元日、一年の始まりはやはり…温浴施設ですね。「丘の湯」で半日のんびり。露天の壺湯から仰ぎ見る朔日の澄み切った美しい空。休憩室にて清らかな身体でいただいた年賀状、一枚一枚に直筆でお礼を書かせていただいております。昨日は駆け込み寺の新年会。向か…

ひとりを救う

正月二日の昼下がり、日本駆け込み寺、新宿本部にて新年会の準備中。持ち寄りの手作り。これだよ、これ。鍋の周りに人が集まり、言葉が心を暖める。間もなくスタート。昼酒、楽しみます。「一書渾身」創作書家 高野こうじ